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2014年1月

2014年1月29日 (水)

ロレックス特製の箸(はし)!?

家族用として年末に買ったお箸(はし)。
赤、青、緑の3種類を揃えた。
買った時は特に気がつかなかったのだが、何度か使ううちに緑色の箸がロレックスのコーポレートカラーであることに気がついた。
金色の文様が施され、いかにもロレックスらしい雰囲気といえば言えなくもない。
一緒に並べると、サブマリーナやGMTによくマッチする。

それ以来、緑色は私がほぼ独占し家族には使わせないでいる(爆笑)。
こういうノベルティーがあってもイイんじゃない?>日ロレさん

Rolexsubmariner166102

2014年1月26日 (日)

GMTマスターⅡRef.16710が出ずっぱり

ロレックスGMTマスターⅡ(Ref.16710)U番1998年製造を買ってから、もう2ヶ月近くになる。
それまでのCartierPasha38mmSSローマンインデックスを抑えて、この2か月ほぼ出ずっぱりで登板中。

最近はパジャマ姿になっても外さない。
なぜなら、偶然だがパジャマの柄とGMTマスターⅡの青赤ベゼルの色が良くマッチするから。
別にコーディネートして買ったわけではないのだが、妙にマッチしている。

Dsc06753

2014年1月25日 (土)

意味のないエクスキューズ

高級機械式時計を買う際のよく言われるエクスキューズ(言い訳、理由)として、将来子供に受け継がせるから(今買っとくよ)…というセリフがある。
少なからぬ時計好きが、このセリフを用意することで無駄使いへの後ろめたさに目をつぶろうとする。

しかし、自分の経験を踏まえた上であえて言おう。
子供が時計などに自分と同じ興味を示し、受け継いでくれる確率は、残念ながら期待するほど高くはない!
そもそもその子が大きくなる将来に、腕時計が身につけるアイテムとして存続しているかどうかも分からないのが、今のご時世である。
ヤフオクに出品したり買い取り業者に安く売って、お金に換えられてしまうのがオチである。


私がこれまでやってきた数多くの趣味の分野で、子供達が将来引き継いでくれそうだったり興味を示してくれそうな分野は皆無である。
軍艦模型の精密製作や考証しかり、沖縄空手と琉球古武道しかり、トラッドファッションや靴しかり。
子供達には子供達の価値観があり、そして当然ながら趣味や嗜好性の違いも大きい。
これまでに買いためた模型キットや軍事関連図書などの膨大な在庫は、ゴミとして廃棄するか安売り店に叩き売りするしかない。

また、一本100万円もするような高価な和服をこれまで蔵が立つほど買ってきた和服趣味のご婦人を知っているが、その子は和服を着るライフスタイルをしていない。
まずもって、本人が年老いてきたので和装が面倒になって着なくなっている。
そしてそもそも着ていく機会がなくなりつつあるのだ。
だから膨大な量の和服は、タンスの肥やしとしてのみ存在し、なんの価値も生み出さないでいる。

かように、トレンドの変化、技術進歩による代替、個人の意識の変遷や断絶というものは恐ろしい。


だから、そういうエクスキューズを聞いたり読んだりすると、無駄な抵抗(あがき)だなと苦笑してしまう。
そんなことでエキスキューズせず、さっさと自分だけで楽しんでガンガン使いまくる方に私は転向した。
私の代で買ったモノは私の代で使い切る。
おかげ様で精神的にも快適である。


下写真は、以前持っていたWittnauer(Longine)のビンテージクロノグラフ。
1960年代製で、ムーブメントはバルジュー72。
ベルトはモレラートのアマデウスシリーズのクロコダイル。

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2014年1月23日 (木)

続々・カルティエタンクアメリカンとPPカラトラバ

ではCartierのタンクアメリカンには私を満足させる要素があるのか?
タンク好きな私にとって、答えは文句なくイエスである。
まず、ローマンインデックスの文字盤、3針、デイト表示と必要最低限は満たしている。

それからこれが最も重要だが、外観が非常にゴージャスでハイセンスなのだ。
つまりCartierのタンクアメリカンには『華がある』ということに尽きる。
この『華やかさ』が、端正なPPやBreguetからは感じられない『大人の色気』につながっていく。
とはいえ、フランクミューラーのような浮ついた軽い存在では決してない。
そう、今の私は、このような『華がある』時計からこそ『大人の色気』を増すパワーをもらえると考えているのだ。

Cartiertankamerican2

さて、このように今でも気に入っているタンクアメリカンではあるが、結局現在に至るも買っていない。
なぜか?


これはPPにもBreguetにも言えるのだが、単刀直入に言ってしまうと、私個人にとって所有出来るに値するクラスを超えていると悟ったのだ。
ことの発端は、ウチのカミさんの言葉。

話は若干長くなるが、昔(と言っても10年近く前)六本木に有名な超高層ビルが竣工した時、オープニングのセレモニーに招かれたことがある。
昼の部は当時の首相や国会議員、超一流企業の主だった経営幹部達が招かれたらしい。
そして私が招かれたのは夕方からの第二部で、主催オーナー企業と多少とも利害関係のある会社、業者、個人のグループに入っていた。
PP、Breguet、Cartierなどの時計をつけて行けるのは第一部の人達である。
華やかではあったが第二部はそれなりで、場違いにPPを身につけていってもしかたがないのである。

並行輸入店でCartierとPPを対比しながらカミさんが放ったのは、次の一言。
「本当の意味でCartierを買う(買える)人達というのは、あの時のパーティを主宰したオーナー夫人のようなクラスなのよね~。」

この言葉を聞いて、私からはCartierやPPの魔力(というか呪縛ですな!)は跡形もなく消え失せてしまったのである。
そう!、私はその世界の時計を身につけることの出来るクラスではないのだ。
明日の生活を気にしなければならない人間がCartierでもないだろう(苦笑)。
そう思って、その並行輸入店を後にした。
何も買わずに。


ちなみに我が日本にはとても素晴らしい言葉が現存する。
つまり、

『身の丈を知る』

欲しい気持ちは今も充分にあるものの、無理な背伸びしてまで買うようなモノではないと認識している。
ま、もしもラッキーに手に入る条件が揃ったら、その時は買ってもいいかな、ぐらいに冷静に考えている。
リーマンショックの時のような暴落は、近い将来必ずやってくる。
欲しい気持ちが持続しているのであれば、その時までじっくり待ってそして余裕で買えば良いのだ。

こういう考えが無理なく自然に馴染むことで、少しずつブランドの呪縛から解き放たれつつあるように思う(苦笑)。

2014年1月22日 (水)

続・カルティエタンクアメリカンとPPカラトラバ

去年の後半は、次に欲しい候補の最右翼としてCartierのタンクアメリカンLMが頭の中を占めていた。
実際に複数の直営店に行って何度も試着したり、12月に開催されたCartierの時計展示会にまで出かけてここでも試着したりした。

Cartiertankamerican

ある並行輸入店でPP(Patek Philippe)カラトラバの現物と比較検討することが出来たことで、PPの36mmケースが小ぶりなため、なんとなく物足りなさを感じたことは前回述べた。
そのあと、もう一つの最終目標時計だったBreguetのクラシックも見たのだが、PPカラトラバと同じ印象を受け心に迫るインパクトを全然感じない。

これら2つは、要するに完成され過ぎた平凡さというべきか。

Pp

Breguet


そしてこう思ったのである。
そろそろ還暦を迎えようとしているからこそ、もっと若々しい時計を身につけるべきだ、と。

若いころの雲の上の存在であったこの2つの時計を、これから年老いていく自分が持っても地味で大人しいだけ。
歳をとったら、むしろ若々しいイメージにしていくべきではないのか?
こう思わせるほど、PPもBreguetも私の心に響くようなオーラがなかった。


ちなみにPPのノーチラスなどは若々しいイメージだが、私はデザインが好きではないのであまり興味がない。
これら2つの『王道』時計ならばこそ、
・PPはローマンインデックス+独特のベゼル彫り、
・Breguetはローマンインデックス+ブレゲ針+竜頭のサファイアカボション
が絶対に譲れない最低限のラインである。


では、Cartierのタンクアメリカンはどうであろう?

2014年1月20日 (月)

備品、100%コンプリート

私のRef16710GMTマスターⅡ赤青ベゼルは、購入した時点で透明プラスチックのベゼルカバーだけが付属していなかった。
『画竜点睛を欠く』である。

一旦凝り出すと、全てに完全性を求めがちなのが僕の悪い癖(杉下右京警部風に)。
このベゼルカバーを求めて、日夜市井のショップやネットを徘徊した(ウソ)。
努力の甲斐あって(苦笑)、数日前に安価でようやく入手。

Rolexgmt1671013

Rolexgmt1671014_4

もちろん個人の自己満足にすぎないので、他者にとってはほとんど意味らしきものも価値も見い出せないだろう。
でもこれで、GMTマスターⅡの備品はコンプリートである。

Rolexgmt1671015

2014年1月19日 (日)

あわわ、裏蓋の天下のお墨付きが…orz!!

私のRef.16710GMTマスターⅡ赤青ベゼルは1998年製のU番で、トリチウムからルミノーバに代わってすぐのもの。
最終番は高年次で人気が絶大なようだが、最初番というのはそれほど人気はないみたい(苦笑)。

さて、私のGMTマスターⅡには裏蓋に『日本ロレックス株式会社 直輸入品』というお墨付きシールが貼ってある。
製造年が1998年、販売年が1999年なので少なくとも15年経っていて、それぐらいの年月を経ていれば、当然このお墨付きシールも汚れて剥がされてしまったり、劣化してボロボロになっていたりするものだ。
しかし、私のはいまだに目立つ劣化もなく文字もしっかりしている(ように見える)。

セカンドオーナーの私は転売厨ではないものの、このシールはこれから先も剥がさずに大切に保存しようと思い立った。
特に夏場の汗対策をなんとかしたいと思ったのだ。
そこで考えたのが、市販の透明保護シールによる上からの保護。
早速透明保護シールを買ってきて、裏ぶたに貼り付けてみた。

ところがところが!!!
この透明保護シールの粘着力が少々強いのか、それともやはりお墨付きシールが相当劣化しているのか、少しずれて貼ってしまったので貼り直そうとしたら、なんと!!??お墨付きシールの文字の一部がはがれてしまったではないか!!??
なんということだ!!
水戸黄門の印籠を粗略に扱うとは、なんたる不届き者めが!!


このぐらいの距離と角度で見ると、どこが剥がれてしまったのかほとんど分からない。

Rolexgmt167109

しかしここまで角度を考慮して寄ると。
青い円で囲った箇所が特に酷く持って行かれた。
王冠の左下にある「N]字の模様は、たまたまとても綺麗に稲妻のような形で、緑部分が持って行かれて下地の金色が見えたもの。
稲妻だと?、ミルガウスではあるまいし…(大苦笑)。

Rolexgmt1671010

もっと拡大して見よう。
金色部分がかなりやられている。
透明保護シールのせいではなく、時間の経過による劣化のせいかもしれず、仕方がないのかもしれない。
Rolexgmt1671011_2

ということで、透明保護シール作戦は失敗。
シールはまだ9個もある…。
使い切れないな(苦笑)。

Rolexgmt1671012

2014年1月17日 (金)

カルティエタンクアメリカンとPPカラトラバ

カルティエというブランド品の中では、以前からタンクとパシャが好きである(他はあまり…好きではない)。
パシャは38mmのローマンインデックスを買ったので、もう満腹。
1個あったら十分で、パシャ1買ったら次はパシャ2も買おう…と次から次へと食指が動くような時計ではない。
ロレックスのようなやみつきになる魔術はない(爆)。


常々、カルティエに関する最終的な落ち着きどころ時計としては、私の場合タンク好きゆえタンクアメリカンかな…と思ってきた。
で、早速去年の年末某日、ある並行輸入ショップに見に行った。
もちろんその前に、さんざんカルティエの銀座店などの正規店で品定めをした。

タンクアメリカンのイエローゴールドとピンクゴールドの2つを比較。
自分の肌の色、腕回りの雰囲気、身体全体の雰囲気を勘案すると、私にはPGよりイエローゴールドが似合うことが判明。
ついでに、かねてからこれが本当の意味での私の最終目標時計だと勝手に憧れてきたパティック・フィリップのカラトラバも見せてもらった。
カルティエオンリーの正規店ではこのような比較は不可能だ。

Cartierpp
比較したことで、自分でも意外な思いにとらわれた。
確かにカラトラバは素晴らしかった!!
素晴らしい、素晴らしいのだがしかし…、何かが物足りないのだ!!

カラトラバ…、端正、気品、素直さ、完璧。
しかし、大人しい、いや大人し過ぎるのだ。
カルティエタンクアメリカンのさりげなく洗練された豪華さ、嫌みのない他を圧する威張り。
横に並べると、タンクアメリカンの存在感がカラトラバを圧倒する。

うーーん、私が欲しいのはカラトラバの気品や端正さではなく、タンクアメリカンの圧倒的な威張りと洗練された豪華さなのだと、今更ながら気がついた。


対象物に対して自分はいったい何を求めているのか、これが解明出来れば、買物に失敗することはない。
私の場合は『圧倒的な威張りと洗練された豪華さ』がキーポイントの1つらしい。

2014年1月13日 (月)

アンティークぼったくり論&4桁不要論、私も書くつもりだった

さきほどとあるブログを拝見していて、とても驚いた。
私がアンティークモノやロレックスの4桁ビンテージ品に対して、常々思い感じていたことを、明快かつ冷静に斬ってくれた人がいようとは!!
そのうち書こうと思っていた内容であり、先を越されたことに悔しいとか残念とは全く思わず、この方のお考えに全面的に賛同あるのみ。

その方のお言葉をいくつか拝借させていただく。
無断で引用させていただくので、どうかご容赦のほど(問題あれば、速攻で対処します)。


>〝アンティークなんてボッタクリ〟
>嘘だと思うなら買取に出せばいい。
>驚くほど、戸惑うほど、涙が出るほど安くたたかれる。

私も数年前に、2年ほどアンティーク懐中時計やビンテージ腕時計にハマったことがある。
その時の経験が、まさに上記のお言葉どおりである。
お客にとって買うのは高く、売るのは安く。
業者にとっては買うは出来るだけ値切り、売るは出来るだけ勿体つけて高く。
その差額は業者の利得にしかならず、あなたの口座残高が減るのみだ。


>汚い4桁なんて不要。
>ミラーであろうが、ティファニーであろうが、ビックデイトナであろうが、
>そういう妙なところに価値を見出して買う、または売る連中こそが〝ブラックアウト〟だ。

まさにその通りだと、私も思う。
私がなぜ4桁ロレックスやビンテージ時計に価値を見出さないか?
ボロく汚いだけの、今にも止まりそうで壊れそうな機械に数十万円も払えるか!?

ただでさえこの先スマホなどに取って代わられ、将来的にはドラゴンボールでベジータ達がつけていたスカウターなどにまで行ってしまいそうな技術ストリームからして、今にも死にそうな爺さん婆さんを今後買う必要がどこにある?


>それではどんな時計が買い得なのか。
>そんなに欲しければ、現行一つ前のノーマルなモデルがちょうどいいと思う。
>それが現実的ではある。

これにも全面的に同感。
私は今の6桁のデザインやサイズ感があまり好みではないので、熟慮の上、型落ちの5ケタにした。
そして価格との兼ね合いとか技術的な成熟度合いも参考にする。
そうすれば、ある程度のところに落ち着くはずである。


ちなみに、下の写真のような『小宇宙』を愛でることと、ぼったくり品を無理して買うこととは全く異なる行為である。

Hubere
ぼったくりはぼったくりでしかない。
爺さん婆さんは、爺さん婆さんでしかない。
時計だって若くてピチピチしたモノを買うに越したことはない。


私の求める時計とはなにか、ビンテージ時計やアンティーク懐中時計の趣味をなぜやめてしまったのか、そして私がなぜロレックスに行き着いたのか等々の話は、この先徐々に少しずつ書いていく予定である。
それが私の『物欲』の源泉を知る手掛かりになるからだ。
これらのことをじっくり考えることで、現在はある程度まで自分の『物欲』に関して分析しつつある。
だから、以前のようにはブランドの威張りやショップの甘言にはほとんど惑わされない。
買って失敗だと思ったり後悔することもほとんどなくなった。

Rolexsubmariner166101
それにしても、同じようなことを思い、ここまでしっかりと直言出来る人がいることに驚かされた。
自分のブログなんだから、もっと言いたいことを言い、書きたいことを書いてもイイのだろうと心強くなる。

2014年1月11日 (土)

続・CartierPasha38mmローマンインデックス

さて、相棒のCartierPasha38mmローマンインデックスの続き。
Pashaの最もゴージャスで魅力的な点の一つは、龍頭カバーの大きなサファイアカボションだろう。
そこをクローズアップしてみる。

Cartierpacha38mm9
この龍頭にサファイアカボションがついているのは、あとはブレゲ(Breguet)のクラシックの古いバージョンが思い浮かぶばかり。
最近はあまり流行らないみたいね(苦笑)。

Cartierpasha38mm7

Cartierpasha38mm8_2

ということで、この時計をして2013年の誕生日はカミさんと2人でとあるフレンチレストランに行った。
このレストラン、あとで知ってビックリしたのだが、なんとあの人気TVドラマ「相棒」のシーズン11(2013年)でロケに使われたところだった。
お味はそこそこ宜しく、量的にも150グラムの牛肉はボリュームがある。
ランチだったので、料金も財布に優しくリーズナブル。

Cartierpasha38mm10

こうやって撮ると、Pashaがデザートと紅茶セットの中に溶け込んで何の違和感なく、洗練されたゴージャス感を醸し出している。
さすがにこういう雰囲気を出せるのはCartierならではだ。
パティックのカラトラバやブレゲのクラシックでは大人し過ぎるだろうね。

Cartierpasha38mm11

いきなりこの時計を手に入れたので、もうこれで大満足しCartierのPashaは他には要らなくなった。
おっと、サファイアカボションが3つもついたゴージャスの極みといえるPashaのクロノグラフはあってもイイかも。
でも、ご承知のように、クロノグラフって…全く使わないんだよなぁ…(苦笑)。
そのため、買う気が充填されるにはまだまだ時間がかかりそう。

2014年1月 8日 (水)

我が相棒…CartierPasha38mm

ロレックスのGMTマスターⅡ(Ref.16710)を入手する前は、CartierのPashaが我が左手を飾って来た。

私の持っているのはPasha38mmSSでローマンインデックスのもの。
1996年ごろの製造販売で、数年でカタログリストから外れてしまったらしい。
「3、6、9、12」のアラビア数字がデフォのパシャなのに、あえてローマンインデックスなので、変わり種といえる。

Cartierpacha38mm1
その当時ハマっていたビンテージ時計やアンティーク懐中時計にそろそろ限界を感じていた(飽きてきた)頃だったので、ここらでまともな高級時計が欲しくなった。
Cartierに関しては、昔からタンクとパシャのデザインが大好きで、いつかは欲しいアイテムであり続けてきた。
そのため、カジュアルなパシャにもかかわらず正統なローマンインデックスという取り合わせのデザインに文句なく魅了されたのである。
私は昔から、ローマンインデックスやブレゲ針のようなクラシックなスタイルが大好きなのだ。
集めた懐中時計も、ほぼ全部がこのパターン(ローマンインデックス+ブレゲ針)であった。


これが欲しくなった時点では、すでに製造販売が中止されて15年以上経っていた。
当然、質屋あたりで探すことになる。

ネット検索によって1ヶ月ぐらい検討してあたりをつけ、目指す質屋にゴー。
お店の前でも1時間も逡巡してウロウロし、喫茶店に入ってようやく意を決して買った。
ロレックスの中古に比べても半額程度の金額なのに、それでも当時は「自分には高過ぎる買い物ではないか…」とか「贅沢してイイものか」などと考えていた(苦笑)。

Cartierpacha38mm2
見ていただくとお分かりのように、白い文字盤の上にローマンインデックスが良くマッチし、そして長短針や秒針の視認性が抜群である。
販売されてからもう15年以上経っていると思われるのに、3本の針にはキズも錆も全くない。
また文字盤とガラス面にもキズやぶつぶつは皆無であった。
さすがにトリチウムと思われる夜光はもう光らないが、それでも真昼の明るい所で文字盤を見ると、長短針は緑色っぽく非常に綺麗に際立つ。
ラッキーなことにブレスレットにへたりもほとんどなく、キズやコスレも見当たらない。

これもGMT同様、前オーナーは大事に使ってきたのであろうか…。

Cartierpacha38mm3_2

Cartierpacha38mm4_5
Cartier独特の、竜頭のカボションサファイアが素晴らしい。
Cartierは生粋の時計メーカーではないものの、さすがに世界に名だたる宝飾メーカーだけの事はある。

このカボションが存在感を主張しているだけでも、Cartierの時計を持つ価値があると私は思っている。

Cartierpacha38mm5
一応裏蓋には100m防水云々が刻まれているが、たぶん日常生活防水以上ではないと思って、過信はしていない。
顔洗ったりする時に不便でなければ、それでOK。
あと、中身は最近のパシャあたりとは違ってETAポン付けなので、あまり特別な期待はしていない。
実際、時刻合わせの時に針はふらつくし。
日差は-2~-3秒と、これは90年代のモノとしては優秀ではなかろうか。

Cartierpacha38mm6
現在はロレックスのGMTマスターⅡやサブマリーナがあるので、そう頻繁には登板させていないが、2013年の10月ごろまではほぼ出ずっぱりのエースであった。
間違いなく、もの凄く満足のいく素晴らしい時計であると太鼓判を押そう。



そういえば2か月ほど前にCartierの時計展示会に招待されて行った時、担当の方にこの時計を見せたらとても驚かれてしまった。
まず、担当者の方ご自身が、このPasha38mmSSローマンインデックスを見たのは初めてだったらしい。
「こんなシリーズがパシャにあったのですね~。現物は初めて拝見しました。」
Cartierは廃番にすると、即座にその情報を抹消するらしいので、データがほとんど残っていないのだ。

それから、もう一つ。
ロレックスブログを書いていらっしゃる方々は、ご自分のロレックスを比較的日常使いされているみたいだが、そのCartierの担当者の方によると、日常使いでCartierの時計を私のようにガンガン使っている人にほとんどお目にかからないとのことだった。

なにぃ~、皆買っても普段使わないの~???
大事に大事にタンスにしまってあるんだーーー、それじゃあ意味ないじゃないか、勿体ない(爆笑)。

ま、私は中古品で買ったからなぁ~、ある意味大胆にもなれる。
ロレックスGMTマスターⅡ(Ref.16710)とともに、自然に自分の身体の一部となるまで、これからもガンガン使いまくるぞ~(^^)/。

2014年1月 6日 (月)

ロレックスGMTマスターⅡ(Ref.16710)・その3

ということで、中々状態の良い1998年製造U番の中古品を関東圏のとあるショップで見つけた。

基本的に、私は通販(ネット)で買うことは避けている。
50万円以上ものお金を支払うのに、現物を『見ず転』で買うお人好しではないということだ。
絶対に現物をしっかりこの目で見て確認し、隅から隅まで拡大鏡でチェックしないと判断を下さない。
だから、私が探すのは自分で訪ねて行ける関東一円の店に限定している。
とはいえ、もし新品とか未使用品であれば、実績あるショップならばネットで買うかもしれないが。

Rolexgmt167107

ご覧のように

・内箱+中のクッション、カバー
・外箱(Ref番号シール付き)
・保証書(ギャランティー)
・取扱説明書2冊
・GMTの冊子2冊
・Rolexレッドタグ
・グリーンタグ(Ref番、シリアル番号、当時の定価付き)
・余りコマ2個(これはあとで調整して余った)

というほぼ完全コンプリートなもの。
惜しい事に、ベゼル保護のプラスチックリングだけがなかった。
ま、使うために買ったのだから、保護リングは不要と言えば不要かも。

保証書(ギャランティー)は、某有名デパート時計売り場が1999年に発行したもので、ファーストオーナーの名字入り。
グリーンタグを見ると、当時の正価は46万円だったことが分かる。

そして、私のもう一つの外せなかった点。
トリチウム発光ではなく、ルミノーバ発光であること。
私は、ビンテージモノによくあるトリチウムが膨らんで太ってしまっている状態が嫌いである。
しかもトリチウムは、年月が来ると発光しなくなる。
ルミノーバは、蛍光灯にかざすだけで蓄光し良く光ってくれる(最近のクロマライトも嫌いではない)。

ここでも使ってナンボ、見えてこそナンボという、私の考え方を優先した。

Rolexgmt167106

実は、当然だが他にも3点ほど候補があった。
それぞれ1999年製造A番赤黒、2001年製造K番赤青フラッシュフィット一体型、2003年製造F番赤青穴あき&フラッシュフィット一体型。
フラッシュフィットに関しては最後まで迷った点で、これぐらいは妥協しても構わないと思っていた。
しかし、最終的に決断したのは以下の点。

Rolexgmt167105

そう!
私が買ったのは、裏蓋に「日本ロレックス株式会社直輸入品」という金科玉条のシールが貼ってあったのだ。
まさにこのシールこそ水戸黄門の印籠である(爆笑)。
しかもほとんどかすれておらず、めくれもなし。
さきほどのギャランティーの国内有数のデパートの保証書と合わせれば、鬼に金棒(更爆笑)。

もちろん他の3つの候補にもちゃんとしたギャラは付属していたものの、3つとも海外である(ニつは香港、もう一つは不明)。
また裏蓋シールは、一つはなし、もうニつは緑色の品番の入ったものだがかなりかすれた状態。



購入してから1ヶ月、ガンガン使っていて最近ではもっとも投番回数が多い。
これまでの相棒はずっとカルティエ(Cartier)のパシャ38mmだったが、ここ1ヶ月は首位打者の地位を譲っている。
この品の状態からして(ベゼルにも全くキズやコスレが皆無なのだ)、前オーナーはよほど大事に扱ったかそれとも勿体なくてタンスの中に保管し続けたか、そのどちらかであろう。

私はこの時計が気に入ったので、ドンドン使い、そして自分の分身のように扱ってやろうと思っている。


(この項、おしまい)

ロレックスGMTマスターⅡ(Ref.16710)・その2

購入するにあたり、品番や仕様に関して私なりのこだわりがいくつかあった。

・Ref番号は16710限定…これは絶対に譲れない
・夜光はトリチウムではなく、ルミノーバ…これも絶対に譲れない
・保証書(ギャランティ)は絶対に必要…これも当然譲れない
・すでにサブマリーナ(Ref16610)を所有し(そのうちこの話も書く)、そのサブマリーナはラグ横に穴なしの新型フラッシュフィット一体型だったので、これとは違うタイプにする
・つまりラグ横に穴ありにして、バリエーションをつける
・フラッシュフィットは一体型ではなくあえて旧型にして、バリエーションをつける
・文字盤下部の表記はレアな「swiss」オンリーがイイ


これらの条件を全てクリアーするのは、ご承知のようにRef.16710のU番後期かA番である。
つまり1998年か1999年に限られる。
とすると、Ref.16710は2008年ごろに生産中止になったため(現在は後継機のRef.116710に完全シフト)、10年以上前のモノなんて当然ながら中古しかない。
たぶん世界中を丹念に探したとしても、倉庫の中に忘れられてお蔵入りでもしていない限り、新品状態のものは皆無であろう。
マニアが死蔵中ということも考えられるが、M番やV番ならあってもU番やA番に対してそれはないのでは…。
探している時間が私には勿体ない。
それよりある程度のところで手を打って、さっさと手にはめて楽しんだ方が良い。


さて、中古を買うのである。
中古という、誰が使っていたのかそして使用の程度が分からないモノに、50万円以上もの大金を投入出来るか?
通常中古を買うということは、私の場合まさにこれが物理的にも心理的にもネックとなる。
だから、中古に対する厳しいこだわりも当然必要となる。

・文字盤、インデックスとドット、4本の針、ベゼル、ガラス面にはキズが皆無であること(これも結構譲れなかったりして…)
・裏蓋部分も出来るだけキズはないこと(ないに越したことはない)
・ブレスにたわみが少ないこと(多少はしかたがないが少ないに越したことはない)
・ラグ部分やブレスにはキズや擦れが多少あっても構わない(ここがメインではないからね)
・ラグ部分やブレスは多少研磨されていても構わない(もちろん程度問題ではあるが)
・ベゼルは出来れば最初から「赤青」が良いが「赤黒」でもOK
・U番やA番ならば、出来ればしっかりした所でオーバーホール済みで明日からガンガン使えること(M番やV番ならばオーバーホールしていじってほしくないね)
・有名並行輸入品店か歴史の長い質屋でとりあえずしっかり検分されていること


私は、ケースやブレスの未研磨にはあまり拘らない。
もちろん出来れば未研磨の方が望ましいという程度。
中古のくせに「未研磨でなきゃ絶対ヤダ」と拘り過ぎるのは可笑しい。
当たり前だが、中古はもうすでに処女ではないのだから(苦笑)。
むしろ磨いてくれてピッカピカになった方が嬉しいぐらいだ。
女も、自分を磨いてピッカピカになった人なら拘る必要はない…と思っている。

条件緩和とすればこの点ぐらいかも。
こんな条件をクリアーするブツ、あるのか本当に?(苦笑)

Rolexgmt167108

(この項、続く)

2014年1月 4日 (土)

トップバッターはロレックスGMTマスターⅡ(Ref.16710)

2013年の12月に、上記ロレックスを買ってしまった。
突然の購入であるが、もちろん頭の中では1~2ヶ月考えに考えたあげく、買った。
1回店の前まで行って、ショーウインドーに飾られたこの時計を5分ぐらいアナがあくほど見てこの目でチェックした。
しかしその時は決断出来ず(なんせ50万円以上だから、私のような貧乏人には即座に買えるものではない)、一晩じっくり考えてから翌日の夜に再度電車賃を払って買いに走ったのだ。

そして現在もっとも愛用しているのが、このGMTマスターⅡ(Ref.16710)である。

Rolexgmt167103

私は元々、ロレックスにはあまり良いイメージを抱いてはいなかった。
成金かヤクザが見せびらかして付けているという、世に広く伝搬したあのイメージだ。
このような人間がなぜロレックスになびいてしまったのかは、私の『物欲』の最深部にも迫るテーマなので話すと長くなる。
このテーマはまたおいおい書くとして、まずは私の買ったブツを紹介する。

私が購入したのは、Ref.16710で1998年製U番。
U番だが、1998年であることはハッキリしている。
それは文字盤の一番下に描かれた文字、「swiss」。
同じU番でも「swiss made T<25」ならば1997年まで。
そして「swiss made」となるのは翌1999年のA番あたりから。

Rolexgmt167101

長針短針GMT針に錆や汚れは全くなく、文字盤にもキズ、汚れ、ブツブツは皆無。
もっとも傷つきやすい外周のベゼルやガラス面にもキズらしきものは奇跡的に皆無である。
それに留まらず、ブレスレットも全くと言っていいほどヘタリが見られない。

うーむ、さてはファーストオーナーさん、勿体なくてほとんど使わずに大事に保管してたクチじゃあるまいか?

実際に年末に、御徒町と銀座の何軒かの並行輸入ショップに行った時に、覗いたほぼ全部のショップの店員さんから「綺麗なGMTですね」「とても綺麗でびっくりします」と声を掛けられてしまったほどだ。
まあ、営業トーク100%としても、これには私も少々ビックリ。
内心「良い買い物だったんだな」とにんまりさせていただいた。
Rolexgmt167102
(この項続く)

当ブログを再開しよう

懐中時計の話題を書いてからなんとなく書かずに放置してしまったこのブログ。
2014年1月4日の今日から再開させようと思う。

きっかけは、とある方のロレックス(腕時計)に関するブログを読んでから。
ロレックスブログの多くは、その人の所有するロレックスの写真を漫然と載せて自慢しているだけだったり、誰々と会ってオフ会やって楽しかっただの、どこの美味しい店に食べに行って美味かっただのと、若く楽しい話題ではあるが内容に考えさせられる深みがあるわけではない。
そのような雑駁なブログが横溢する中、私がロレックスを購入するにあたって、参考にさせていただいた有益な情報を発信してくれるいくつかの素晴らしいブログもある。
その中の一つのブログの濃い内容と情報に特に触発され、このようなレベルが書ければイイなあと思い、拙いながらも私も発信することにした。

ちなみに、これまで物欲にずっと支配され続けてきた私であるが、還暦が迫ってきた現在(2014年1月現在で59歳也、トホホ)若い時ほど物欲が旺盛なわけでもない。
つまりだんだんほどほどを覚えてきたのである(今更遅いか?…苦笑)。
しかも時計というものは高価ゆえ、そうそうバカスカ買えるものでもない。
まともな金銭感覚の持ち主ならば、サラリーマンならば頑張ってもせいぜい1年にロレックス級2~3個が最大限度だろう。

ということは、私のような貧乏月給取り(古!)にはすぐにブログの話題が詰まってしまうことは必定である。
だからこそ、多くのブログの内容がロレックスをテーマにあげていても、食べ物の話とか誰と会ったなどという日常的な話題に溢れてしまうのであろう。
私もそうなりかねないし、きっとそうなる。
よって、内容も時計やロレックスにとどまらず、カルティエやスーツや靴にまで広がらせていただくが(つまり物欲全般ということで)、それがかえって収集がつかないブログになってしまうかもしれない。

ということで、前置きはこれぐらいにして、さっさと再開させることにする。
なお、今後書く内容は、あくまで私個人の思いや感覚に発するものであり、特定の商品、特定の個人、特定の会社などを批判したり誹謗中傷するものではないことだけは事前にお断りしておく。

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