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2014年1月23日 (木)

続々・カルティエタンクアメリカンとPPカラトラバ

ではCartierのタンクアメリカンには私を満足させる要素があるのか?
タンク好きな私にとって、答えは文句なくイエスである。
まず、ローマンインデックスの文字盤、3針、デイト表示と必要最低限は満たしている。

それからこれが最も重要だが、外観が非常にゴージャスでハイセンスなのだ。
つまりCartierのタンクアメリカンには『華がある』ということに尽きる。
この『華やかさ』が、端正なPPやBreguetからは感じられない『大人の色気』につながっていく。
とはいえ、フランクミューラーのような浮ついた軽い存在では決してない。
そう、今の私は、このような『華がある』時計からこそ『大人の色気』を増すパワーをもらえると考えているのだ。

Cartiertankamerican2

さて、このように今でも気に入っているタンクアメリカンではあるが、結局現在に至るも買っていない。
なぜか?


これはPPにもBreguetにも言えるのだが、単刀直入に言ってしまうと、私個人にとって所有出来るに値するクラスを超えていると悟ったのだ。
ことの発端は、ウチのカミさんの言葉。

話は若干長くなるが、昔(と言っても10年近く前)六本木に有名な超高層ビルが竣工した時、オープニングのセレモニーに招かれたことがある。
昼の部は当時の首相や国会議員、超一流企業の主だった経営幹部達が招かれたらしい。
そして私が招かれたのは夕方からの第二部で、主催オーナー企業と多少とも利害関係のある会社、業者、個人のグループに入っていた。
PP、Breguet、Cartierなどの時計をつけて行けるのは第一部の人達である。
華やかではあったが第二部はそれなりで、場違いにPPを身につけていってもしかたがないのである。

並行輸入店でCartierとPPを対比しながらカミさんが放ったのは、次の一言。
「本当の意味でCartierを買う(買える)人達というのは、あの時のパーティを主宰したオーナー夫人のようなクラスなのよね~。」

この言葉を聞いて、私からはCartierやPPの魔力(というか呪縛ですな!)は跡形もなく消え失せてしまったのである。
そう!、私はその世界の時計を身につけることの出来るクラスではないのだ。
明日の生活を気にしなければならない人間がCartierでもないだろう(苦笑)。
そう思って、その並行輸入店を後にした。
何も買わずに。


ちなみに我が日本にはとても素晴らしい言葉が現存する。
つまり、

『身の丈を知る』

欲しい気持ちは今も充分にあるものの、無理な背伸びしてまで買うようなモノではないと認識している。
ま、もしもラッキーに手に入る条件が揃ったら、その時は買ってもいいかな、ぐらいに冷静に考えている。
リーマンショックの時のような暴落は、近い将来必ずやってくる。
欲しい気持ちが持続しているのであれば、その時までじっくり待ってそして余裕で買えば良いのだ。

こういう考えが無理なく自然に馴染むことで、少しずつブランドの呪縛から解き放たれつつあるように思う(苦笑)。

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