最近のトラックバック

フォト

« 手にはめたビンテージ時計(その1)~Waltham | トップページ | 手にはめたビンテージ時計(その3)~Wittnauer »

2014年2月15日 (土)

手にはめたビンテージ時計(その2)~Gruen

ビンテージ時計というと、アールデコの雰囲気たっぷりのアメリカンメーカーGruenを外すわけには絶対にいかない。
Gruenはリストのカーブに沿ったカーべックスがあまりにも有名で、あのFranckMullerもこのGruenのカーべックスのデザインを大いに見習ったらしい。

私が買ったのはGruenのVeri-Thin Precisionというモデルで、1940年代のグラマラスなモノ。
カーべックスに劣らず個性的かつ愛用し甲斐がありそうで、一目で気に入った。
この左右両側のふくよかなカーブがたまらない!!

Gruen1

下写真の右横にあるのは、当初つけられていた1950~1960年代のストラップベルト。
柔らかいのはイイがあまりにも貧相で味がないため、速攻でイタリアモレラートに換えた。

Gruen2
Gruen3

しばらくはイタリアモレラートの安い牛革ベルトをつけていたが、やはり牛革の型押しでは全く物足りない。
そのため、同じモレラートのアマデウスシリーズからバーガンディのクロコダイルに換えてみた。
Gruen4

ゴージャスになった分、ちょっと女っぽくなってしまった(苦笑)。

ケースの素材はゴールドフィルド(金張り)のステンレスバック2ピース構造。
サイズは、横25mm×縦36.5mm、厚さ8mm、ラグ部16mmという、現在から見れば相当に小さいもの。
手巻きでハッキング機能はなし。

Gruen5
Gruen6

キズも汚れも少なく、表面状態は及第であった。
とはいえ古いだけあって、中身がよろしくない。
購入当初から日差-3分。
ビンテージ時計ではごくあたりまえの数値かもしれないが、毎日の時刻合わせがイライラさせられる。
しかも当初は突然よく止まって、実用にならない。
すぐに御徒町の「アトリエ・キノコ」に持って行って、オーバーホールや不具合点の修理を依頼した。
ヒゲぜんまいを交換しオーバーホールしてもらって、退院したのは約2か月後。
それなりに出費がかかってしまい、予定外。
でもまあ、治ってくれればイイや…。


しかしその後も、さすがの「アトリエ・キノコ」をもってしても日差-1分以内にはならなかった。
数ヶ月経つと、元の黙阿弥でまたも日差-2分以上まで拡大し、オーバーホールした意味がない(苦笑)。
追い打ちをかけて、ウチのカミさんの猛攻撃。

「あらーーー、それ女物みたいね」
「この前買ったウォルサムと同じ(デザイン)じゃない?、パッと見分からないわよ、どこが違うの?」
「もっと大きいサイズにしないと、イバリが効かないわよ」

このGruen、今現在すでに手元にはない。
デザインそのものは大いに気に入っていたのに、結局『縁がない』という典型例である(苦笑)。

« 手にはめたビンテージ時計(その1)~Waltham | トップページ | 手にはめたビンテージ時計(その3)~Wittnauer »

ビンテージ腕時計」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
二回りも年少の若造でございます。
ブログを再開されて以来、密度の濃い記事をこまめに更新されていますが、なかなか伸びてきませんね。
ファッションに費やされた数十年の経験をぜひ伺いたいところですが、僭越ながらコメントさせていただきます。

まず世の中には多くの時計ブロガーがいらっしゃいますが、所詮は嗜好品ですから、紳士協定として他人の楽しみ方にはケチをつけないこと、という不文律があります。
そして所詮は道楽ですから、自腹で購入して所有した物でなければ講評しても説得力がありません。

PATEX様をリスペクトしていらっしゃるようですが、あの方は実際に超高額モデルを多数所有した上で持論を語っているからこそ、世の時計ブロガーから一目置かれています。

「『圧倒的な威張りと洗練された豪華さ』がキーポイント」。わかります。
でもそれなら、それを満たすどんなモデルを購入したか公開しなければ意味がありません。
「結局、何も買いませんでした」では、鼻で笑われるだけで共感は得られません。

ロレックスデイトナのデザイン。これも批評しているブロガーはいます。
でもその方は、多数のロレックスを所有し、ロレックス愛を誰も疑わないからこそ説得力があります。

あなたは他人をバカだと思っていらっしゃるかもしれませんが、実はそうでもありません。
私自身若造ではございますが、金無垢宝飾系ロレックスから、日本にほとんど上陸していない独立時計師の作品まで、自腹でいろいろ所有しております。
あなたご自身の長年の実体験に基づいた知見、見識をご披露いただければ、もっと人気を博すのではないでしょうか。
今回の記事は好きですよ。

そうそう、A.ランゲ&ゾーネの発音についてですが。
それは世界の高等教育を受けた人間にとって、英語が共通言語だから英語読みが一般的。
ただそれだけでしょう。
スイスやドイツブランドの現地HPを見ていただければ、大抵は自国語と英語を併記してあるはずです。
ヴァセロン? コンスタンタンでもコンスタンチンでもお好きなほうでどうぞ。

はじめましてネギボウズさん。
コメントありがとうございます。


>まず世の中には多くの時計ブロガーがいらっしゃいますが、
>所詮は嗜好品ですから、紳士協定として他人の楽しみ方には
>ケチをつけないこと、という不文律があります。

マイルドなブログを目指して当たり障りのない文章にするというやり方もありますが、私は再開するにあたって少々辛口で本音の部分を入れたブログにしたかったのです。
世界の片隅には私のような考え方をしている奴もいるのだなと、笑い飛ばしていただけたら幸いです。

今後も気に障る記事が出るかもしれませんが、趣味の分野だからこそ本音を書きたいのです。


>そして所詮は道楽ですから、自腹で購入して所有した物でなければ講評しても
>説得力がありません。

実際に購入したものを講評するというのもブログのあり方の一つですが、一方、庶民が手の届かない「高根の花」例えばBreguet のマリーアントワネットをあれこれ論評するのもブログの楽しみの一つだと思います。

まあマリーまでとはいかなくとも、私なんぞには手の届かない憧れの対象は世の中にたくさんありますので、今生では例え手が届かなくとも、憧れを込めてブログの題材にしていきたいと思っています。


>PATEX様をリスペクトしていらっしゃるようですが、

あ、そう受け取られてしまいましたか…。
たまたまこの方がお書きになったアンティーク時計市場に関する記事を発見して、その内容に共感したため引用させていただいただけです。


>私自身若造ではございますが、金無垢宝飾系ロレックスから、
>日本にほとんど上陸していない独立時計師の作品まで、
>自腹でいろいろ所有しております。

おおーーー!!、それは素晴らしいですね!!
毎日眼福で楽しいことでしょう♪
私も早くそういう身分になりたいものです(o^-^o)。

ネギボウズさん、ふたたびコメントありがとうございます。


>それは世界の高等教育を受けた人間にとって、
>英語が共通言語だから英語読みが一般的。
>ただそれだけでしょう。

えーと、A. Lange & Söhneともあろうものが、なんで英語読みになるのかな?と素直に思ったものですから。
なぜドイツ語読みのままで通用させないのかな…と。
世界(特に欧米)ではそうかもしれませんが、日本だったら素直に原語読みしてもイイはずだと思うものですから。

まあ、ロレックスなども英語圏を主要ターゲットにして輸出に支障のないよう英語風に社名を造語したという経緯もあるわけですから、おっしゃるように英語表記の方が何かと有利なのかもしれませんね(^^)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525320/59137087

この記事へのトラックバック一覧です: 手にはめたビンテージ時計(その2)~Gruen:

« 手にはめたビンテージ時計(その1)~Waltham | トップページ | 手にはめたビンテージ時計(その3)~Wittnauer »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ