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2014年2月

2014年2月28日 (金)

GMTマスターⅡの微細なキズのメンテ

RolexGMTマスターⅡRef.16710赤青のオイスターブレスをジュビリーブレスに換えた時に、ラグの裏にたくさん小傷をつけてしまったことは前に述べた。
裏側なので全く見えないし気にすることもないのだが、変な所だけに妙に几帳面な(ということは他の大部分の所はズボラだということ)私としては、この小傷をなんとかしたかった。

ということで、3Mの「スーパーファインクロス」と「マイクロファインクロス」というヘアライン研磨用クロスを買ってきて、ラグ裏のキズ取りにチャレンジしてみた。

Rolexgmt1671023


手順はいたって簡単で、
1.「スーパーファインクロス」と「マイクロファインクロス」を使う分少量カットする。
2.最初に「スーパーファインクロス」を使ってラグ裏に当て、一方向に軽く押し当てて磨く。
3.ある程度力を加えてもステンレスが目に見えるほど削れるわけではないので、キズが分かりにくくなるまで磨く。
4.削り粉をそのつど丁寧にぬぐい、それから今度は「マイクロファインクロス」で同様に磨く。
5.「マイクロファインクロス」も一方向に動かして磨く。
6.削り粉を拭いとったら、最後にキクブライトのような金属磨きを柔らかい布に少量取り、ラストはこれで磨く。

ただこれだけ。

Rolexgmt1671024


研磨前の写真を撮らなかったのは失敗したが、下写真の青い円で囲った部分はご覧のとおりキズがほとんど消えるか目立たなくなった。
おまけにここが重要だが、私は前回このラグ裏をキクブライトで磨いた時に、艶消しのヘアラインが消えてテカテカしてしまっていたのだ。
だから今回は3Mのヘアライン研磨用クロスを使う必要があったというわけだ。

このクロスのおかげで、ヘアライン状のつや消し状態が復活してくれた(o^-^o)。
このあと、もうしばらく丁寧に表面処理を行って、まあ満足出来る程度に復活させた。
キズももうほとんどないか目立たない。

Rolexgmt1671025


研磨後、また我が腕に収まったGMTマスターⅡRef.16710赤青をパチリ。

(注:3Mのクロスを使ってうまく研磨するには微妙な力加減とか、研磨方向とかがあるので、むやみやたらにこのクロスを過信して磨いたり力を掛け過ぎたりしない方が良いでしょう。)

Rolexgmt1671026

2014年2月26日 (水)

手にはめたビンテージ時計(その5)

これまでの流れを簡単にまとめてみると…。

世の中の多くの時計は、現在では自動巻きが多い。
しかし自動巻きというのは、止まった時にデイト表示を修正するのが面倒であり、ましてやムーンフェイズやトリプルカレンダーなどでは面倒過ぎて正確に合わせなくなりいずれ放置してしまうに違いない。

ということは、手巻き時計が私には面倒なく相応しいということになる。
手巻きが面倒という人がいるが、これは毎朝起きた時にNHKのニュースでも見ながらすぐ巻く習慣をつければ、簡単に解決する。
私はこういうところは几帳面である。


ところが現行の時計には手巻きは少なく、あっても各ブランドのハイエンド機種にあるのみで非常に高価である。
日常使いしたい私が高価なモノを入手しても、勿体なく大切に思うあまり、タンスの肥やしにしてしまうのがオチである。
金銭に余裕があるわけではない私に、そんな無駄な事は出来ない。

であれば、安く入手出来る手巻き時計とは現行にはなく、ビンテージモノになってしまう。
しかたないが、その中でなるべく状態の良いものを選ぼう。


…とまあ、このような流れでビンテージ時計の世界に足を突っ込んだわけだ。


しかしながら、5個、10個と集まるにつれてハタと気がついた。
それは、
・日差が大きく(だいたい平均して2~3分)、毎朝の手巻きの時に毎回時刻を修正しなければならない
・デザインが古めかしくなってしまい、今の空気にはなんとなく合わない
・ケースサイズも小ぶりで、やはり今の空気にそぐわない。そしてイバリも効かない
・いかにも脆弱で、普段使いや粗っぽい使用には耐えない
・防水機能もないので手を洗う時にですら気を使う


ところが、複数所有するにつれて、毎朝の時刻合わせは義務のようなものに変貌し、面倒極まりなかった。
その日使うもの以外は止めて放置しておけば良いのにと言われそうだが、私は几帳面な性格の一端があるのか、つい全部の時計がしっかり正確に動いていないとなにか嫌だったのだ。

デザインが古めかしくサイズも小さいというのは、時計のせいではない。
脆弱なのも防水性がないのも、当然と言えば当然。
だからこそのビンテージ品である。
元々普段使いには向かないことは分かり切った事である。
こういうことが嫌なら、最初に見たときから買わなければ良い。
私はうかつにも手巻き機能を優先したがために、こういうビンテージ品ならではの特性には目をつぶってしまったのだ。

私はビンテージ品の愛好家ではないし、コレクターでも全くないということをはっきり認識した。
自分で書いていてイヤになるが、おバカな回り道をしたものである。


ということで、結論。

・日差は最大でも10秒以内
・荒っぽい普段使いに問題ないこと(むしろ、、何の気兼ねもなくバリバリ使いたい!)


該当するのは現行品になる。
面倒この上ないが、自動巻きはワインダーで対処して凌ごう。

と、まあここまでは来た。
しかし私はさらにおバカなことに、ビンテージ品と並行して役にも立たないアンティーク懐中時計の世界までも垣間見ようとしていた。
今では、当時のことは呆れてものも言えない(大苦笑)。

Dsc05025

上写真はアンティーク懐中時計を物色していた時に買ったモノ。
Walthamの金張りデミハンターケースで、1890年代製。

製造が古いにもかかわらず、日差1分以内と相当優秀。
さすが、この時代のWalthamである。
確実に当時のヨーロッパ製に比肩する。
懐中時計は非常に高価なレベルならPPやAgassizがあるが、安価かつパフォーマンスのイイものが欲しいなら、このWalthamがイチオシ。

2014年2月22日 (土)

手にはめたビンテージ時計(その4)~Breitling

ビンテージ時計の話はもうそろそろ打ち止めにしよう。
が、このBreitlingだけは触れておきたい。
素晴らしく良い品物であったから。

1940年代に作られたと思われるBreitling製Premier・2レジスタークロノグラフ(Ref.789 )である。
文字盤のBreitlingのロゴがなんともレトロでイイ感じ。
Wittnauerのクロノグラフとほぼ同時期に連発して買ったので、財政的には痛かった(苦笑)。

Breitling1

地方の時計専門店で購入したのだが、文字盤、針、ケース、ムーブメント全てはオリジナルのままを保っていた。
文字盤にキズや汚れは少なくちょうど良い具合の焼け具合である。
クロノグラフボタン操作も非常に軽ろやかで、当時の職人の腕の高さを垣間見たような高揚した気分になった。
なによりこの長短針のグリーンっぽい色にイチコロにやられ、大枚はたいてしまったのだ。

Breitling3

購入した時計店で一通りオーバーホールしていただき、この時日差は±1分。

Breitling2

ケース:オリジナルステンレススチールケース、ケース径はリューズ除き32.5mm、厚み11.5mm
文字盤:オリジナルシルバーダイアル、アラビックインデックス、3時位置にミニッツカウンター、9時位置にスモールセコンド、外周にタキメーター
針:オリジナルオール・ブルースチールハンド
プッシュボタン:オリジナル オーバルプッシャーで操作性は非常に軽く良好
風防:新品アクリル風防に交換済み
ムーブメント:オリジナル Venus(ヴィーナス) Cal.150、手巻き17石18000振動、チラネジ付テンプ、ブレゲ巻上げヒゲ
ラグ幅:18mm


新品の型押しカーフ (ブラウン)のベルトがついてきたが、これも伊モレラートのアマデウスシリーズクロコダイルから、ダークブラウンをチョイスした。

Breitling4

Wittnauer同様けっこう気に入り、しかもクロノグラフはデザイン的には好きな部類なのだが、結局は以下の理由で手放すことになった。
・クロノグラフ機能は日常全く使わない(だから何個も要らない)
・ケース径32.5mmは私にはかなり小ぶりである

特に小ぶりなのは時代的なものだからしかたがないのだが、事前に分かっていたのだったら買うなよと、自分で自分にツッコミを入れたくもなる(苦笑)。
しかしまだこの頃は、自分の嗜好、そして求めるモノは何かが、今ほどはっきりとは分かっていなかったのだ。

ということで、これらビンテージ時計の世界にそれ以上深入りしなかったワケを、改めて次の更新にて書き留めておく。

Breitling5_2

2014年2月19日 (水)

手にはめたビンテージ時計(その3)~Wittnauer

次に買ったのは、1960年代のクロノグラフ。
秒針、30分計、12時間計がついた3レジスター6針の手巻きだ。
高級クロノグラフで有名だったスイスのLongineの米国販売バージョンであるWittnauer製という別ブランド仕立て。

Wittnauer1
Wittnauer2_4

Wittnauerとは米国の時計輸入・販売業者の名前で、1880年にスイス系ドイツ人アルバート・ウィットナーによって創立された。
スイスの超高級ブランドであったAgassiz、AudemarsPiguet、Longineなどを米国に輸入していたが、そのうちキャリバーのみ輸入して米国内でケースを外装して販売するようになったらしい。
特にLongineとは縁が深く、Longineが米国内マーケットを開拓するにあたってLongineの姉妹ブランドとしてWittnauerを位置づけたのである。

Wittnauer3

購入したWittnauer Professional Chronograph は1960年代の名機バルジュー72を搭載していて、中身のムーブメントはかのRolex Cosmograph Daytona と全く同じである。
せっかくだからと、時計ベルトは元々ついていたテジュ―リザードのブラックではなく、伊モレラートのアマデウスシリーズのクロコダイルにしてみた。
ダークブルーがシックで、文字盤に色に良くマッチ。

Wittnauer4_2

Wittnauer5_2
<モデル>
Wittnauer Professional Chronograph
1960年代  3レジスタークロノグラフ

<ケース>
オリジナル ステンレススチールケース
ケース径36mm(除リューズ)、厚み13.5mm
SSスクリューバック
(裏蓋内側に「WITTNAUER WATCH Co INC SWISS」他の刻印)

<文字盤>
オリジナル ホワイトダイアル
アラビック夜光インデックス
3時にミニッツカウンター、6時にアワーカウンター、9時にスモールセコンド、
外周に青でタキメーター&赤でテレメーター

<針>
オリジナル オール・ブルースチールハンド
時分針: 夜光入りドーフィンハンド
全スモールハンド: リーフハンド

<風防>
アクリル風防

<ムーブメン>ト
オリジナル Valjoux(バルジュー) Cal.72
手巻き 17石 18000振動
スムーステンプ 平ヒゲ 耐震装置インカブロック
クロノブリッジに「WITTNAUER WATCH Co INC」他の刻印
テンプ受けにAXA(ウィットナーのコード)の刻印

Wittnauer6_2

外観は非常に気に入っていた。
しかもそれほど古めかしくもない。
しかしクロノグラフを使う機会が全くない。
またデイト表示も欲しいところ。
そして36mmという外径に物足りなさを感じてきた。

そうこうするうちに他の時計の頭金として、売却してしまった。
まあ、使わないのだからしかたがなかったが、今後買う時は
・自分は時計に何を求めているのか
・自分が使う機能とは何か
・何が自分にとって一番必要な機能か

ということをじっくり考えさせられる契機となったのである。

2014年2月15日 (土)

手にはめたビンテージ時計(その2)~Gruen

ビンテージ時計というと、アールデコの雰囲気たっぷりのアメリカンメーカーGruenを外すわけには絶対にいかない。
Gruenはリストのカーブに沿ったカーべックスがあまりにも有名で、あのFranckMullerもこのGruenのカーべックスのデザインを大いに見習ったらしい。

私が買ったのはGruenのVeri-Thin Precisionというモデルで、1940年代のグラマラスなモノ。
カーべックスに劣らず個性的かつ愛用し甲斐がありそうで、一目で気に入った。
この左右両側のふくよかなカーブがたまらない!!

Gruen1

下写真の右横にあるのは、当初つけられていた1950~1960年代のストラップベルト。
柔らかいのはイイがあまりにも貧相で味がないため、速攻でイタリアモレラートに換えた。

Gruen2
Gruen3

しばらくはイタリアモレラートの安い牛革ベルトをつけていたが、やはり牛革の型押しでは全く物足りない。
そのため、同じモレラートのアマデウスシリーズからバーガンディのクロコダイルに換えてみた。
Gruen4

ゴージャスになった分、ちょっと女っぽくなってしまった(苦笑)。

ケースの素材はゴールドフィルド(金張り)のステンレスバック2ピース構造。
サイズは、横25mm×縦36.5mm、厚さ8mm、ラグ部16mmという、現在から見れば相当に小さいもの。
手巻きでハッキング機能はなし。

Gruen5
Gruen6

キズも汚れも少なく、表面状態は及第であった。
とはいえ古いだけあって、中身がよろしくない。
購入当初から日差-3分。
ビンテージ時計ではごくあたりまえの数値かもしれないが、毎日の時刻合わせがイライラさせられる。
しかも当初は突然よく止まって、実用にならない。
すぐに御徒町の「アトリエ・キノコ」に持って行って、オーバーホールや不具合点の修理を依頼した。
ヒゲぜんまいを交換しオーバーホールしてもらって、退院したのは約2か月後。
それなりに出費がかかってしまい、予定外。
でもまあ、治ってくれればイイや…。


しかしその後も、さすがの「アトリエ・キノコ」をもってしても日差-1分以内にはならなかった。
数ヶ月経つと、元の黙阿弥でまたも日差-2分以上まで拡大し、オーバーホールした意味がない(苦笑)。
追い打ちをかけて、ウチのカミさんの猛攻撃。

「あらーーー、それ女物みたいね」
「この前買ったウォルサムと同じ(デザイン)じゃない?、パッと見分からないわよ、どこが違うの?」
「もっと大きいサイズにしないと、イバリが効かないわよ」

このGruen、今現在すでに手元にはない。
デザインそのものは大いに気に入っていたのに、結局『縁がない』という典型例である(苦笑)。

2014年2月12日 (水)

手にはめたビンテージ時計(その1)~Waltham

さあ、そろそろRolexに行き着いたいきさつを書いていこうと思う。
少々長くなりそうなので、分けてしばらく連載しよう。

ちなみに、ここでいうビンテージとは100年経っていない年代物(またはその状態)のことで、時計で言えば1910年代から1970年代ぐらいまでの時計が相当する。
アンティークとは100年以上経った年代物(またはその状態)のことで、アンティーク懐中時計とは1920年代より前の懐中時計を指す。
腕時計は第一次大戦以降に大衆化したため、その大部分はビンテージ時計である。


数年前に時計を買おうと思いついて、ビンテージ時計に寄り道してしまった。
ビンテージ時計は、普通なら現行の時計を買ってからハマる人が多いと思うが、私の場合は逆だった。
なぜハマったかというとそれはズバリ、『手巻き』だから。

現行の腕時計は、自動巻が圧倒的に多い。
自動巻は、止まった時に振って巻くのが私は面倒くさくて嫌いである。
特にデイトやカレンダー表示があるものについては、止めることは厳禁である。
再度合わせるのに、けっこう手間がかかるからだ。
だから今所有しているRolexやCartierの巻きは、ワインディングマシンにやらせている。
しかし手巻きなら、毎朝起床後に巻く習慣さえつければ巻き忘れることはない。
巻き忘れたとしても、思い出した際にそのつど巻けば良い。
簡単で手間がかからず、高価なワインディングマシンを買う必要もない。

しかしながら、手巻きは各ブランドの中でも上位機種ゆえ、手が出ない。
であればビンテージモノを手に入れるのが手っ取り早いし、お金もかからない。
それになんとなくのイメージで、昔の時計の方が手作り感があり材質もしっかりしているのではないか?
職人気質という言葉が現役だった頃の時計なら、古くてもそう間違いはあるまい。
こういう安易な理由によって、ビンテージ時計の安いものを物色した。


最初に買ったのは、1930~40年代製と思われるWalthamのPremier角型。
入手先によると、アメリカの宝石商の倉庫の中で数十年眠り続けて販売されることなくデッドストック化してしまったブツらしい。
今まで誰も使っておらずデッドストックであった、というキャッチフレーズにピピッと来た。
自分が最初のオーナーでありたいという『処女信仰』が、私にだって少なからずある。
そのあたりに、物欲を刺激されてしまったのだ。

そして約五万円で入手。
現行の時計でそこそこマシなのが50万円近くするのに比べると、破格に安い。
ここにもピピッと来てしまった。
「行ける!、この安さなら何個買ってもハラは痛まない!」、大人買いの予感(苦笑)。


非常にオーソドックスでシンプルなデザインの、飽きの来ない角型定番である。
ケース、風防、文字盤、針にキズや汚れ、錆などはほとんどなし。
デッドストックだけあって、表面の状態は悪くなかった。

ケースはイエローゴールドの金張り(GF)ステンレスで、横21.5mm×縦38mm、厚さ9mm。
ムーブメントはWalthamUSAのCal.750-B、4姿勢調整のハイグレード機。
日差は-1~-2分との触れ込み。

Dsc03665

Dsc03669

Dsc03655

しかし結局は手放した。
私には小さ過ぎたのである。
文字盤が見にくい。
老眼が入り、50歳代後半の者には少々辛いのだ(苦笑)。
また、秒針がハッキング出来ないので大まかな時間しか合わせられない。
そしてなにより日差-2分以上(ひょっとして-3分はあったかも)は痛かった。
毎日の手巻きはすぐに習慣化したのだが、そのつど時刻合わせをしなければならないのは、チト面倒。
実はこのWalthamとほぼ並行して、別の時計も買っていた。
こちらは次回に書こう。

(続く)

2014年2月10日 (月)

ジュビリーブレスにしてみた

私のGMTマスターⅡRef.16710にはオイスターブレスがついている。
というか、スポーツロレックスにはオイスターブレスが一般的である。
当然もう一つ保有のロレックス、サブマリーナRef.16610もオイスターブレスである。

さて、サブマリーナと雰囲気的に同じなのもあまり面白味がないので、GMTマスターⅡを買う前から並行してジュビリーブレスも探していた。
最近になってようやくRef.16234用のジュビリーブレスをまあまあ安く入手出来たので、GMTマスターⅡに付け替えてみることにした。
スポーツロレックスの中では唯一と言っていいが、ジュビリーブレス『でも』似合うのがGMTマスターⅡである。

まず始めにオイスターブレスを外す。
専用工具のバネ外しさえあれば、だれでも簡単に出来ると思う。
新しければ新しいだけ、錆も汚れもないので簡単であろう。
特に私のGMTマスターⅡは、ラグに穴開きタイプのため、外すのはラクチンだ。
わざわざ穴開きラグのシリアルを選んだ甲斐があるというもの。

Rolexgmt1671016

Rolexgmt1671017_3

次に、取りつけたいジュビリーブレスは中古品なので、キッチン用洗剤と不要の古い歯ブラシでごしごし磨く。
水を流しながら3回ほど洗浄。

Rolexgmt1671018

ブレスを乾燥させてから、今度は金属磨き粉でよく磨く。
私が普段使っているのは、「キクブライト」というチューブ入りのもので、比較的優秀。
昔金属エアーガスガンの趣味にハマっていた時に、真鍮やアルミをこれでよく磨いていた。

綿棒の先または柔らかい布に少量つけて、ひたすら磨く。
まさにこの作業は、前の持ち主の履歴を洗い流すための『儀式』ともいえよう。
さあ、これから新しく甦るのだヽ(´▽`)/!!

Rolexgmt1671019_3

心ゆくまで磨いたら(キズそのものは取れるわけではない、あくまで儀式)、今度はGMTマスターⅡのラグにブレスを装着する。
ラグ部分にセロテープなどで養生しておくことをお忘れなく。

実は、本日のこの交換作業の前に、昨夜の夜遅くに予行演習のつもりでブレス交換をやってみた。
ロレックスのブレスを交換するのは初めてである。
フラッシュフィットとラグとの当たりが全く分からない。
そのため試行錯誤して1時間以上かかってしまった。
バネ棒がすこしヘタっていたせいか、下側が約30分、上側がなんと1時間近くも掛かってしまったのだ。
おまけにラグの裏側はキズだらけ(泣)。
しかも表側も、今日改めてよく見たら2ヶ所ほど擦ったような線キズを発見(;д;)。
養生のためにセロテープ貼ったのにぃぃぃ…orz。

ところがなんと!!
今夜はラグにブレスを嵌めるのに、下側3分、上側5分で出来たのだ(これ、マジ)。
慣れということか…(苦笑)。
しかし、昨夜の試行錯誤とキズをたくさん作ったおかげで、もうロレックスのブレス交換は楽勝である。
コツさえ分かれば、このような作業にお金を払うのはナンセンスだとつくづく思う。

ではジュビリーブレスに換えた我がGMTマスターⅡRef.16710をご覧になっていただこう。
このブレスは元のオイスターブレスより重量は軽めなので、嵌めてもあまり負荷を感じない。
1970年代製品らしいので、軽いのはまあしょうがないだろう。
交換してみて、改めてスポーツロレックスの中ではGMTマスターが唯一ジュビリーブレスが似合うといわれる所以が分かるような気がする。
とてもシックになって、落ち着いた風格が出るようだ。
オイスターブレスと交互に、これから先ガンガン使ってやろうと思う。

Rolexgmt1671020

Rolexgmt1671021_4

Rolexgmt1671022

2014年2月 7日 (金)

売り買いを繰り返す時計愛好家達

世の時計愛好家達の中で、年間20本買って20本手放しそして今現在の保有数が20本という人がいることを最近知った。
また、晴れて買ったはイイが速攻で売り飛ばし、その保有期間が最短で数日という人がいることも知った。
さらに極めつけは、同じ時計を3回も4回も手放したりまた買い戻したりする人が存在するらしい。
アメ横の怪しげな店で売っている安物クォーツではなく、中古でも1個50万円以上もする時計を、である!!

驚いて、開いた口がふさがらない(苦笑)。
いや、こういう人達を批判したり馬鹿にしているのではなく、あくまで良くも悪くもという意味において開いた口がふさがらない。


常識的な考えでは、まず金銭感覚が常軌を逸している。
あたりまえのことだが、高価なものを年間20本も買う資金など私には逆立ちしても出て来ない。
とはいえ、お金に関してはあるところにはあるものであり、稼げる人には年間20本の売買はなんら痛くもかゆくもないのかもしれない。
あくまで、私にはそういうお金はないということであり、稼げないというだけなのだから。


私がビックリした理由は別のところにもある。

下品な例えで恐縮だが、世の中の淫乱な女というものは、実は不感症であると陰でよく言われる。
不感症だからこそ誰とやっても満足が得られず、次から次へと満足を求めて彷徨うのだ。
また往年の映画大女優エリザベス・テーラーが何度も結婚と離婚を繰り返し、リチャード・バートンとだけでも数回結婚と離婚を繰り返した。
次から次への売買を繰り返したり、同じ時計を何度も買っては手放す人達も、これと似ているように思える。
そして、自分が買った時計に毎度満足することが出来ない不毛な感情をそこに見る。


つまりはこういうことではなかろうか。
売買を繰り返す人達は、時計が『like』であっても、けっして時計が『love』なわけではないのだ。
『love』なのは売り買いする自分そのものであって、決して入手した時計を『love』しているわけではない。
そもそも売買という行為が好きなのか、それともそういう行為に没入する自分だけを愛しているのか。
こういう自己愛的な『幼さ』を自分の心奥に内包したまま歳を重ねてしまっている。

こういう人達に必要なのは、本当に自分を満足させてくれる真の意味でのパートナーのような存在としての時計である。
決して超絶なメカニズムであったり、希少性であったり、ましてやブランド性などでは絶対にない。
数多く持つ必要はなく、たった1個でも真に値すればそれだけでイイのだ。


下写真は1900~1910年代と思われるHebdomas(Swiss)製の8日巻き懐中時計。
メンテナンスがとんでもなく難儀した、悪い意味での逸品(苦笑)。

Hebdomasaa

2014年2月 4日 (火)

ロレックスデイトナ、何に見える?

年末にロレックス関係の雑誌を2冊買った。
今に至るも飽きずに毎晩見続けているので、並行輸入屋の巧妙な洗脳にすっかりはまっている(イカンな!苦笑)。

Rolex

で、左の雑誌の表紙にあるデイトナが目立つのか、リビングで広げているとウチのカミさんや子供達に毎度毎度言われてしまう。

「あらー、ヘイホーだわ!!」

私はTVゲームの類は一切やらないので(大昔はゲーセンにはよく行った)、恥ずかしながら「ヘイホー」って何か知らなかった。
「ヘイホー」は知らずとも、『兵法』なら多少は知ってるつもり(苦笑)。

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私の年代なら「ヘイホー」というより、むしろ「ダッコちゃん」ではないか。
子供達は当然のことながら「ダッコちゃん」を全く知らず、私は「ヘイホー」を知らずで、世代ギャップが大きすぎ(大自爆笑)。

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2014年2月 3日 (月)

A. Lange & Söhneで気になっていること

いやはや先週は忙しくて、三度の飯より好きな(ホントか?)空手も琉球古武道も週2回を週1回に削らざるを得ないぐらいだった。
まあ仕事に没頭したおかげで、3月末の納期が1週間ぐらいは短縮出来たかな…という感じ。

さて、表題である。
何がA. Lange & Söhneで気になるかって?
この時計が好きな人達は、このブランド名をどう読んでいるのだろう?
そしてなぜ日本での表記が「ランゲ&ゾーネ」なんだろう?

ドイツ語を少しでも知っている人なら、
・Aは「アー」
・&はund、つまりウント
・Söhneは「ゼーネ」
だよね?
正式には「アー、ランゲウントゼーネ」でしょ?
間違っても「エー、ランゲアンドゾーネ」なんて読んではいないよね?(爆笑)

誰か教えてエロい人!!、どうして日本では「アー、ランゲウントゼーネ」ではなく「エー、ランゲアンドゾーネ」なの???

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