最近のトラックバック

フォト

« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2015年2月

2015年2月28日 (土)

君子豹変?

「君子は豹変す」

この世というものは万物生成流転し、儚く(はかなく)移ろい永遠不変なものは何一つ存在しない。
エントロピー拡散の法則に支配されたこの世に、時間の可逆性はありえない。
良く分からない(誰も解明出来ない)この世の中で、これが唯一にして絶対の真理である。

…とまあ、大上段に構えるまでもなく、昨日まで絶対だと信じていたことすら今日には変わっていることもある。


PaneraiのPAM00241を選択した時(去年の10月)、44mm径では大き過ぎるとかルミノール1950ケースは座布団みたいに分厚く不格好だとか本気でそう思っていた。
ところがその後、Paneraiにますます興味が出て、いくつかショップやデパート回りをしてどしどし試着していくうちに考えが変化してしまった。

実は、私の手首は自分が頑なに思ってきたほど手首が細くはない(太くもないが)。
実測すると、ジャスト17cmである。
そんな手首なので44mm径もそれほど違和感なく見えてきたのである。


さあ、そうなると大変だ。
これまでの前提が一気に崩れてしまう。
44mm径ぐらいまでならなんとかなりそうに思えてきた。
Rolexであればディープシーも候補に入るし、Paneraiだともっと選択肢が広がる。

ということで、気がつけばルミノール1950ケースや44mm径中心にネットショップ回りしている自分がいる。
春が近くなってきたことと関係があるのかどうか分からないが、またも物欲の蠢動を感じ始めている今日この頃といったところか。

2015228
(写真はネットからお借りしました。)

2015年2月26日 (木)

男子三日会わざれば…

だんだん春めいてきたせいか、またぞろ物欲が頭をもたげ始めてきた(爆)。
現在欲しいアイテムが2つある。


「女心と秋の空」と言う。
しかし心変わりに関してはなにも女の専売特許ではなく、男もそうたいして変わらない。
なんせ、
男子三日会わざれば刮目して見よ
・君子は豹変す
などという諺もあるぐらいだ(←意味違う(苦笑))。

あれほど当ブログで絶賛し、最終的にここに落ち着くだろうなどと書いたRolexにしてからが、今や欲しいアイテムはほとんどない。
シードとディープシーには少し惹かれるが、欲しい度合いはなぜか一向に高まらず今すぐに欲しいわけでもない。
しかも…、である。



なんと!今の私はあるアイテムを売ってしまおうかなどとまで考え始めている。
今は機械式高級時計は値上がりの一途である。
そのため買い取り価格もそれなりに上昇しているようだ。
となると、資金作りのためにはこの機を逃す手はない。


現在、この誘惑に駆られつつ毎日ネットでショップ情報を見ているところだ。
やはり男子は3日も会わずにいると変わってしまうものか…(←コラコラ意味違うって(^^;)ゞ)。

2015年2月22日 (日)

セイコー5DX(1967年製)・その3

セイコー5DXの話をもう少し続けよう(これがラスト)。
今回の冠婚葬祭に際して、さすがにパイソンの水色革ベルトはマズイ(苦笑)。
絶対に黒しかありえない。
しかし手持ちストックのベルトには、残念ながら黒色はない…。



いや…、あった!!
CartierのタンクアメリカンLMに元々付けられていたのが、新品のCartier純正黒色ベルトだったのだ。
すぐに茶色のベルトに換えたので、未使用だった黒色ベルトは大事に仕舞い込んでおいたのである。
勿体ないが、この機に及んで使い惜しみするわけにもいかず、しかたがない。
早速つけ換えた。

これで、ようやく冠婚葬祭らしくなったというわけである。

Seiko5dx10


ついでにDバックルも換えて、セイコー純正からカシスのステンレスにした。
これによって、あまりベルトを痛めずに使えるだろう。

Seiko5dx11_2


ご覧のようにCartierの純正革ベルトであり、4万5000円ほどする。
一方の時計本体は、当時の値段で3~4万円程度か。
現在なら中古で数千円の価値しかない。
革ベルトの方が本体の時計より圧倒的に高いのだ(苦笑)。

Seiko5dx12


ということで、2日間のセレモニーの間、つつがなくこの時計は役目を果たしてくれた。

なお今回の冠婚葬祭の経験から、葬儀用として控えめな時計の必要性を感じた。
もちろん年に1、2度程度の使用を前提に高い時計を買うわけにはいかないが、下にあるようなRolexのDateJustあたりなら、普段ユースを含めて汎用性に優れていると思う。

早速、それとなくウチのカミさんに打診したのだが(爆)、あえなく却下。
「だってセイコーのがあるじゃない!。それとロレックスと見分けがつかないわよ。」

なるほどそうか。
世間ではセイコーとロレックスの見分けなんてつかないよなぁ…、あえなく撃沈の憂き目に合ったとさ(泣)。

Rolex_datejust36mm2Rolex_datejust36mm3


ところで、、一番上の写真のリストショットを見るとよく分かるのだが、ここのところデカ厚時計(Panerai)を見慣れてきたのか、かなり小さく感じる。
5DXの横径は約35mmである。
実際、RolexのGMTマスターⅡ赤青(径40mm)やPaneraiPAM00241(径40mm)と比べると、かなり小ぶりだ。

最近の私は、2周遅れのランナーのごとく、この期に及んでデカくて厚い時計もモノによっては44mmまでは許容出来るようになってきた。
私の左手首は自分が思っているほど細くはないようで、44mmを載せても以前ほどは違和感を感じない。
まあ…Paneraiの影響であることは充分理解しているのだが、慣れとは言え、いやはや恐ろしい限りである(爆)。

Seiko5dx13Seiko5dx14

(この項、おしまい)

2015年2月19日 (木)

セイコー5DX(1967年製)・その2

セイコー5DXの続き。
考えてみたら買ってからもう50年近く経つ時計なので、これは立派なビンテージ時計だ(笑)。

時計趣味が復活した5年ほど前、何気なく思い出して、30数年ぶりに押入れの奥から取り出した。
学生時代に渓流遊びで岩にぶつけて、かなりな擦れキズを風防につけたのはそのままである。
幸いなことに風防はアクリル製だったので、サンドペーパーの400番から1000番までを使って擦り、コンパウンドの1000番と2000番を使って半日がかりで念入りに磨いたら、キズは見事に消え去った。
キズの深いことを知っていた家人もこれにはビックリで、使うになんら問題ないレベルに復活してくれた。


但し専用ブレスレットはさすがにへたって錆が浮いていたため、これを機に革ベルトに変えることにした。

早速ヨドバシまで時計ベルトを買いに走った。
時計の外観が地味目なため、ベルトはニュアンスの異なる方向で行こうと思い、思い切って蛇革(パイソン)をチョイス。
夏が近かったこともあって水色系にしたことで、ケースのステンレスと良くマッチ。

Seiko5dx5_2Seiko5dx6


国内最大手メーカーバンビの「ELCE」ブランドで、約一万円。
この水色のパイソンは、現在は既に生産中止らしい。
ご覧のように少々肉厚で柔らかく、表面の肌触りも良好である。

Seiko5dx7


ついでにDバックルもセイコー専用にした。
この辺の些細な事に、私はとことん拘ってしまう。

Seiko5dx8


現在の日差は±10秒。
50年前の時計、しかも一度もオーバーホールしていないのだから立派な数値だろう。
さすがは国産の雄、世界に冠たるセイコー(SEIKO)である。

こういう時計が身近にあるからこそ、私はオーバーホールには懐疑的である。
3年ぐらいに一度の定期的なオーバーホールを時計雑誌は推奨するが、とんでもない!!

時計は
・竜頭を巻いても動かなくなった
・30秒以上の遅れや進みが出る
・パーツが取れてしまったり、大きなキズをつけてしまった

上記の症状が出た時以外はオーバーホールに出す必要はない。
少なくともセイコーに関してはそれが言える。
なぜなら、私の父親の時計もセイコーだが、こちらも50年選手で一度もオーバーホールに出していない。
それにもかかわらず今も動き続け、日差はなんと±3~5秒なのだ!!
まさに世界に冠たるセイコーの面目躍如。


ということで、我がセイコー5DXが復活したことがあまりにも嬉しくて、服部時計店の社員に見せた。
彼も、50年近く前の時計がメンテナンスなしで日差10秒以内というのには、文句なしに驚いていた。
そして営業スマイルではない、控えめながらも誇らしげな表情を浮かべていた。
60年代70年代のセイコーの力量には恐るべきものがあったのである。
スイスが壊滅しかけたのも良く分かる。
そして、セイコーとは別の戦略しか取れなかったし、今もその戦略にすがっているのも良く分かる。

Seiko5dx9

(その3に続く)

2015年2月17日 (火)

冠婚葬祭用に久々の出動~セイコー5DX(1967年製)・その1

先月末、急遽お通夜と葬式に出なくてはならなくなり、その際時計セレクトでハタと困ってしまった。
なぜかというと、現在私が所有する一軍時計は冠婚葬祭にはあまり適していない華やかで賑やかでスポーティなものばかりだからである。
Cartierのタンクアメリカン金無垢やRolexのGMTマスターⅡ赤青などは絶対につけられないし、サブマリーナーもPaneraiのPAM00241もアクティブ過ぎて厳しい。
38mmパシャも、竜頭のサファイアカボションが華やか過ぎてその場にそぐわない。

こういう時計を葬式にしていったら、その者の頭の中身が疑われかねない。


ということで、つけるモノがなく困ってしまった。
では携帯だけあれば充分かと考えた。
しかしスーツ(礼服)スタイルだと、なんとなく左手首が寂しい。
また、時間を知るのにそのつどパタパタ携帯を開くのも顰蹙ものだ。
ましてや親族でありその場に最初から最後までいなければならないのに、そのような失礼なふるまいは出来ない。

ではどうしたか?


お蔵入りになって長いこと引き出しの中に仕舞われてきた、二軍(いや三軍か)の中からセレクトすることになった。
1967年8月発売の、セイコー・ファイブDXというシロモノである。

Seiko5dx0


なんと!私が中学一年生になったお祝いに、初めて本格的な機械式時計として親に買ってもらった物なのだ。
製造シリアル番号を見ると、この個体は1967年9月に製造されたものと分かった。
発売開始直後に製造されている。
今から48年近く前のモノで、確か中二になる前に両親に連れられて選んだ記憶がうっすら残っている。
それまでは、同じセイコーだがお子ちゃま時計のディズニー時計をしていたので、すっかり大人になったような気分を味わった。

Seiko5dx1
Seiko5dx2


この時計、中一の冬から使い始め、初めて本格的な時計を買ってもらった嬉しさから、寝る時も肌身離さずしていた記憶がある。
高校受験もこの時計を使った。
大学生の頃、渓流で遊んでいる時に岩に風防を思い切り擦って、結構深いキズを付けたこともあった。
今ほど時計にご執心ではなかったので、社会人になって数年はこれ一本で充分だった。

Seiko5dx3Seiko5dx4

このセイコー5DXについては、あと2回ほど記事にしてみたい。

(その2に続く)

2015年2月12日 (木)

リゾート散策のお供はパネライ

東京ではここ数日の昼間は風もなく、それほど寒くもないおだやかな天候が続いている。
昨日も絶好の外出日和であったので、この機を逃さず舞浜の東京ディズニーランドに行った。
約3年ぶりである。
子供達が小さかった頃は毎年行っていたのに、高校生以降は家族全員引き連れて行くこともなくなった。

舞浜は休日のためそこそこ人出があり、家族連れやカップルばかりだ。
とりあえずウチのカミさんの要望を入れて、イクスピアリからブラブラすることにした。
イクスピアリの雑貨ショップや時計屋(アルキメデス・スパイラル)を冷やかしながら、ディズニーアンバサダーホテルのラウンジへ。
ここで、コッソリ缶ビールを飲む。
ホテル内は適度に暖房が効いているので、冷たいビールが咽喉越しに爽やかである。

とは言え、あとでフロア係に注意されてしまった(あ、そうだった、ディズニーランドは飲食禁止なのだった)。
本日のお供は、PaneraiのPAM00241。

2015211a

外に出て、中庭でパチリ。
陽光が素晴らしく、春がもうすぐそこまで来ているのを感じる。

2015211b

イクスピアリに戻って1階から4階までゆっくり散策し、腹ごなしにイタリアンレストランに入ってピザとパスタを注文した。
パンもパスタもピザも、もっちりフカフカして美味しい♪。
ここでもまたビールを飲む。

2015211c

腹ごなしが済んで、今度は東京ディズニーランドホテルまで歩く。
巨大な吹き抜けのあるロビーでくつろいでいたら、先ほどのビールが効いたのか、ウトウトしてしまった。
カミさんによると10分ほど寝てしまったらしい(苦笑)。

イクスピアリとアンバサダーホテルでは、パネライがことのほか良く似合った。
しかしディズニーランドホテルの方は、豪華な雰囲気を醸し出すCartierのタンクアメリカンの方がより似合うように思う。
ということで、久しぶりにプチリゾート気分を味わえた休日となった。

2015211d

2015年2月 6日 (金)

ロレックス値上げに思う

Rolexが2月1日からまた値上げした。
一般的といえるスポーツモデルステンレス物、例えばサブマリーナーref.116610LNが税込87万4800円、デイトナ116520が124万2000円(大苦笑)。
どう考えても、もはや気軽に買える金額ではない。

スイスフラン高騰を理由に今後メーカー各社は競って値上げに踏み切るだろうから、機械式高級時計は今よりさらに高根の花になってしまうだろう。
これを機に、消費者の時計購入意欲は大幅に削がれるであろうし、時計趣味から撤退する人も出てこよう。

私も、趣味に回す貯金が払底したこともあって(500円貯金は続けているが)、この値上げの渦中に新しく時計を買う気にはなれない。
まあ、私の場合は幸いにしてサブマリーナーref.16610とGMTマスターⅡref.16710赤青を5桁旧定価前後で購入済みであり、何度も書いたがRolexに関しては今後欲しい時計はないので、今回の価格改定もどこ吹く風ではある。


さて今後も続くであろう価格改定(値上げ)、どこのメーカーも代理店もスイスフランの高騰を理由に挙げる。
しかし実態は果たしてそうなのだろうか?

確かにスイスフランはスイスフラン/円で115円程度から127円程度に上昇した。
率にして10%の上昇である。
だからもしも輸入がスイスフラン建てになっているのなら、確かに10%の値上げもやむを得ない。
これは認めよう。

しかし為替動向をじっくり見て欲しい。
実はこのスイスフラン高の中で、ドル円は円高に振れているのだ。
12月に1ドル120円程度だったものが現在117円前半である(2月6日現在)。
なぜならギリシャのユーロ離脱の可否をめぐってユーロが下落中のため、これに引っ張られる形で、比較的安全と考えられているスイスフランと円に集中して来ているのである。
よって、もしも輸入がドル建てであるならば、本当は円高になってきているので、値上げの理由がないのだ。


日本の代理店は円高の際には値下げを渋って中々定価を下げなかった癖に、一旦円安になると、あっという間に連続して定価を釣り上げてくる。
なんとも狡猾で銭ゲバのような行為を平気でやって恥じるところがなく、もったいぶってお高くすましている。

ブランドなぞ、本当は『砂上の楼閣』に過ぎない。
ブランドは幻想の独りよがりであり、そのネームに名前以上の価値もないのが真実である(これはそのうちまた改めて記事にする)。

消費者がもっともっと冷静になり、モノや雰囲気に振り回されない賢い消費行動が取れれば、こういうモラールの無い値上げを不買ということで阻止出来るのだが…。
残念ながら私をふくめて皆モノの奴隷であり、中々ブランド信仰という洗脳から脱却出来ないのが常である。
愚かしい限りだが、これも一つの人間の性(さが)ということか…(苦笑)。

« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ