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2015年2月 6日 (金)

ロレックス値上げに思う

Rolexが2月1日からまた値上げした。
一般的といえるスポーツモデルステンレス物、例えばサブマリーナーref.116610LNが税込87万4800円、デイトナ116520が124万2000円(大苦笑)。
どう考えても、もはや気軽に買える金額ではない。

スイスフラン高騰を理由に今後メーカー各社は競って値上げに踏み切るだろうから、機械式高級時計は今よりさらに高根の花になってしまうだろう。
これを機に、消費者の時計購入意欲は大幅に削がれるであろうし、時計趣味から撤退する人も出てこよう。

私も、趣味に回す貯金が払底したこともあって(500円貯金は続けているが)、この値上げの渦中に新しく時計を買う気にはなれない。
まあ、私の場合は幸いにしてサブマリーナーref.16610とGMTマスターⅡref.16710赤青を5桁旧定価前後で購入済みであり、何度も書いたがRolexに関しては今後欲しい時計はないので、今回の価格改定もどこ吹く風ではある。


さて今後も続くであろう価格改定(値上げ)、どこのメーカーも代理店もスイスフランの高騰を理由に挙げる。
しかし実態は果たしてそうなのだろうか?

確かにスイスフランはスイスフラン/円で115円程度から127円程度に上昇した。
率にして10%の上昇である。
だからもしも輸入がスイスフラン建てになっているのなら、確かに10%の値上げもやむを得ない。
これは認めよう。

しかし為替動向をじっくり見て欲しい。
実はこのスイスフラン高の中で、ドル円は円高に振れているのだ。
12月に1ドル120円程度だったものが現在117円前半である(2月6日現在)。
なぜならギリシャのユーロ離脱の可否をめぐってユーロが下落中のため、これに引っ張られる形で、比較的安全と考えられているスイスフランと円に集中して来ているのである。
よって、もしも輸入がドル建てであるならば、本当は円高になってきているので、値上げの理由がないのだ。


日本の代理店は円高の際には値下げを渋って中々定価を下げなかった癖に、一旦円安になると、あっという間に連続して定価を釣り上げてくる。
なんとも狡猾で銭ゲバのような行為を平気でやって恥じるところがなく、もったいぶってお高くすましている。

ブランドなぞ、本当は『砂上の楼閣』に過ぎない。
ブランドは幻想の独りよがりであり、そのネームに名前以上の価値もないのが真実である(これはそのうちまた改めて記事にする)。

消費者がもっともっと冷静になり、モノや雰囲気に振り回されない賢い消費行動が取れれば、こういうモラールの無い値上げを不買ということで阻止出来るのだが…。
残念ながら私をふくめて皆モノの奴隷であり、中々ブランド信仰という洗脳から脱却出来ないのが常である。
愚かしい限りだが、これも一つの人間の性(さが)ということか…(苦笑)。

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