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2015年7月

2015年7月29日 (水)

夏場の引っ張りだこ

いやはや毎日蒸し暑くてバテてしまう。

夏場は大汗をかくため、時計も革ベルトのものは出来ない。
CartierのタンクアメリカンLMとPaneraiのPAM00241は現在お蔵入りしている。

一方、メタルブレス仕様はこういうシーズンに大活躍である。
私が現在一軍として保有しているのは、以下の5つ。
但しRolexのサブマリーナーref.16610とGMTマスターⅡref.16710赤青はもう3ヶ月以上使っていない。
もちろん手元にはしっかり保管してある。
まあ、こうやって久しぶりに手に取ると、Rolexを代表する銘品であることがヒシヒシと伝わってくる。

2015729g_2


この5つの中で、現在毎日活躍しているのは、PaneraiのPAM00161、PAM00168、そしてオーバーホールから戻ったばかりのCartierのPasha38mmSS。
今年の夏は、この3つを日替わりで使い回している。

2015729h

2015年7月24日 (金)

スマホでPaneraiPAM00161を撮ってみた

突然の雷雨とか、熱帯並みの蒸し暑さとか、30年以上前の日本の夏とはまた違った風情が一般的になって来た。
30年前のサラリーマンは夏でもスーツにネクタイが当たり前だったが、今ではクールビズとやらで服装コードもずいぶんゆるやか…、と言うかカジュアル化が進んでいる。


こう暑いと、仕事をするにせよアロハシャツぐらいでないと身体がもたない。
日本でも、ビジネスの正式ドレスコードにアロハシャツとか沖縄のかりゆしルックをそろそろ取り入れるべきだと思うのだが。

さて、先日もいつものサロンに行って一服。
腕にはPaneraiPAM00161である。
履いている靴はティンバーランド製で、30年近く前に買ったもの。
いまだに現役で履き続けている。

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下の写真は、息子のスマホを借りてPAM00161を撮影したモノ。
ステンレスやチタンの質感が強調されることで、ほんの少しでも涼しく感じていただければ、それにこしたことはない。

Paneraipam0016114

2015年7月19日 (日)

帰って来たCartierPasha38mmSS(後編)

Cartierの銀座本店に修理を依頼した直接のきっかけは、竜頭カバーの取りつけ金具が下写真に示すように経年劣化で割れて取れてしまったことである。

当初は瞬間接着剤などを使って素人手当てで済まそうとしたのだが、取りつけ金具の破砕した断面が微細なためどうやってもうまくくっつかず、外出した時にでもこのサファイアカボション付きのカバーを紛失する恐れが多分にあると判断。
しかたなく修理に出すことになった。
ついでにコンプリートオーバーホールも依頼し、この際なので中身も新品にすることにした。

Cartierpasha38mm17


このPasha38mmSS、もう絶版になって久しいため(10年以上前に生産中止となった模様)ミドルケースや針といった部品在庫は日本にはないらしい。
パリからの輸入を待つことになると言われたため、当初予定では4~5ヶ月かかるはずであった。
幸いなことに3ヶ月強で修理が完了したので、納期圧縮には感謝、感謝である。
なにより、夏場での使用に間に合ったのが嬉しい。


下に示すのが、今回のコンプリートオーバーホールの成果である。
・時計本体
・修理証明書
・領収書
・オーバーホール解説冊子
・返却用時計ケース

Cartierpasha38mm19


修理証明書には、コンプリートオーバーホールサービスで行われた通常修理の内訳、竜頭カバー、3針、ミドルケースの交換などの内容が書かれている。
これらすべての合計が約7万円。
ミドルケースまで交換しているのに、この金額でイイなんて…、とても信じられない気分である。
係の方に「7万円弱になります」と、費用を言われた時は、一瞬我が耳を疑ったぐらいだ(苦笑)。


なぜならば、同じリシュモングループのPaneraiだと、最近ごくたまに発生するらしい(海外事例で有り、日本でもmixiのパネライスレに1件書いてあった)ベルト交換時のラグに埋め込んであるプッシュボタンのパッキンの割れによって、ミドルケースを全取り換えする必要があるらしく、そうなると30~40万円もの出費を強要されるとのこと。
このトラブルの真偽は分かりかねるが、Paneraiのベルト交換用プッシュボタンには要注意か!?

またRolexにしてもミドルケースを交換するとなると、それだけで20万円以上は吹っ飛ぶだろう。

Panerai(真偽は不明だが)やRolexの対応に比べ、Cartierの対応はまさに神クラスである。
さすがにCartierの対応は素晴らしい。
お客を裏切らないのが素晴らしい!!

Cartierpasha38mm20


では、戻って来た状態を下にお見せしよう。
竜頭カバーの取りつけ金具は、完ぺきに新品に復帰である。

Cartierpasha38mm21


もちろんサファイアカボションも新品になったのは嬉しい限り。
サファイアカボションこそが、Cartierの証しとでも言えるアイコンだからだ。

ご覧のようにミドルケースも新品になってしまったのは、超嬉しい誤算。
またメタルブレスレットも軽くポリッシュしてあるので、こちらも細かいキズや擦れが消えてなくなり、綺麗に再生された。

Cartierpasha38mm22_3
Cartierpasha38mm23



文字盤は交換せず、トリチウム時代のモノそのまま。
キズも擦れも汚れも全くと言っていいほどなく、Cartierの係の方も「この状態なら、交換は特に不要ですね」と言ってくれたので、今回は交換を見送ったのである。
少なくとも3針は夜光で光らせたかったので(やはり光らないと不便である)、ルミノーバのモノに交換。
文字盤とそれほど違和感はないと思う。

Cartierpasha38mm24


ルミノーバの夜光の状態は下写真のとおり。
暗闇での撮影なのではっきりしないが、実際にはしっかり綺麗に光っている。

Cartierpasha38mm25
Cartierpasha38mm26


ということで、ふたたび我が左腕に戻ったCartierPasha38mmSS。
なんとも涼しげな外観だ。
夏場は、ぜひ活躍していただこう。

Cartierpasha38mm27

(この項、これにてお仕舞い)

2015年7月18日 (土)

帰って来たCartierPasha38mmSS(前編)

Cartierの銀座本店に修理依頼していたPasha38mmSSが、ようやく戻って来た。


見積もりによると、Pasha38mmSSは、以下の修理および交換となった。

・中身のムーブメント全交換(通常のコンプリートオーバーホールサービス)
・竜頭カバー交換(コンプリートサービスに含む)
・ケース交換(コンプリートサービスに含む)
・3針交換(スーパールミノーバに換装、別料金)
・ブレスレットの軽い研磨

これで、〆て料金は7万円程度。
かなりリーズナブルに納まってくれた。

Cartierpasha38mm18_2


竜頭カバーの交換は、壊れてしまった付け根の金具だけを換えるものだとばかり思っていた。
しかし驚いたことに、付け根の金具を取り付けるにはミドルケースごと交換しないと出来ないらしい。
そのため、なんと!!、ケースまで交換ということになってしまった。
これを聞いて脇の下を冷たい汗が流れたが、そのあとコンプリートサービスの範囲内で交換すると言われ、ビックリするとともにホッと一息(爆)。

こういう経緯から、サファイアカボションのついた美しい竜頭カバーだけでなく、ミドルケースまでもが新品になって戻って来たのである。


夜光を復活させたかったので、文字盤と針の交換を検討したが、文字盤はほとんど新品同様で焼け、キズ、汚れの類は皆無だったため、トリチウム時代の名残を残す意味からも、文字盤は交換しないことにした。
新しい文字盤はスーパールミノーバのドットがわずかに小さく目立たない物になるらしいので、無理に換える必要もないと判断。
3針のみスーパールミノーバの針に交換した。


ということで、中身のムーブメント全部、サファイアカボションのついた竜頭カバー一式、3針、ステンレスのミドルケースを新しくすることで、古いままなのは文字盤、ベゼル、風防、裏蓋、ブレスレットとなり、ほぼ半分が新品に変身したのである。

ミドルケースや3針などのパーツは全てフランス本国からの取り寄せとなったため、納期は4~5ヶ月と言われたorz。
3月末に持ち込んだから、5ヶ月もかかるとなると使いたい夏場に間に合わんな…(苦笑)と思ったが、そのまま依頼を続行。


結局3ヶ月と少々で修理から戻った。
ここまでで記事が長くなってしまったので、新しくなったPasha38mmSSは次の記事にてお見せする。

(後編に続く)

2015年7月12日 (日)

久しぶりの寿司

先日の休みに久しぶりに寿司屋に入って、腹一杯食べたというお話。

最初から冷の日本酒で乾杯。
「八海山」である。
この日のお供はPanerai PAM00168。
この時間で飲めるのは休日ならではの楽しみ。

2015712a

メインの登場。
色鮮やかなのが食欲を誘う。

2015712b


このあと、追加で好物を頼む。
なんと言っても寿司ならマグロである。
そして光りモノの鯵。
ご馳走様でした♪。

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2015年7月 6日 (月)

アラン・ドロンの「サムライ」~ボームメルシー

梅雨に入ってからここ10日ぐらい、毎日雨模様である。
ジメジメムシムシするが、例年以上に肌寒い日々が続いている。

このような中、朝は外を行き交う車の水しぶきの音で目が覚める。


それでこんな映画を思い出した。
1969年のフランス暗黒街映画「サムライ」。
ジャン・ピエール・メルビル監督、アラン・ドロン主演である。
映画も、4月の小雨ぱらつくどんよりとした天気の朝、引っ切り無しに行き交う車の水しぶきと小鳥の鳴き声の音から始まる。
一人の孤独な若い殺し屋の無味乾燥な日常とあっけない最期を、パリの様々な風情にからめて描写していた。

Alaindelon1


当時高校生になったばかりの私は、アラン・ドロンが仕事に向かう(つまり依頼を受けて殺しに行くのだ)前にやる、服を着る時の儀式に憧れた。
スーツをシックに着こなし、トレンチコートをカッコ良くはおる。
トレンチの襟は立てるのが正解。
そして儀式の仕上げは、帽子を被る際に、ふちをゆっくりと指でなぞって形を整えるのだ。
この仕草が、もう最高にカッコイイ!!

Alaindelon2


下写真は足として使う車を物色しているところ。
手際良くルノーの車内に入り込み、数十個あるエンジンキーを座席において一つ一つ刺してエンジンを動かそうとするシーンが秀逸だった。
十数個目で盗難車のキーと同じキーを差し込んで、車を動かす。
しかし動く時の反動で、座席に置かれた沢山のキーが床にばらまかれないか、私は密かに心配した。
まあ、ファッション的でカッコイイ映画なので、そういうお間抜けな事にはならないらしい(苦笑)。

Alaindelon3


さて、この殺し屋ジェフがターゲットのいる部屋に押し込み、拳銃を構えるシーン。
袖口から時計が見えている。

さきほどの車を盗むシーンでも、この時計が出て来てジェフは時間を確認していた。
その際の仕草が超カッコイイの一言。
たかが時刻を確認する動作がここまでカッコ良くなるとは!!

アラン・ドロンは右腕に時計をしている。
しかもだ!
下写真でも分かるように、内側にしているのだ。
右手を捻じってこの内側の時計を覗きこむシーンが、超絶カッコイイ。
ここまでの仕草が出来る俳優も希有である。

Alaindelon4


この時計をアップにしてみよう。
なんと!、Baume et Mercier(ボーム&メルシー)である。
Paneraiのラジオミールのようなケースにローマンインデックス、そして2針。
簡素だがとてもシックである。

Baumemercier


後年、30歳代前半の私はニューヨークに出張に行ったついでに、初めて高価な時計を買った。
この「サムライ」のボーム&メルシーが頭にあったので、5番街のデパートでこのブランドを見つけた時は、舞い上がらんばかりに嬉しくなった。

下写真は、今から30年近く前に買ったボーム&メルシーである。
当時全盛だったクオーツ仕様でタンクを模したスクエアな形状。
金無垢で2針、ローマンインデックス。
確か当時のレート(1ドル=130円ぐらいだったか)で30万円ぐらいしたと記憶する。


クォーツだろうが、Cartierのタンクに似ていようが、2針だろうが、当時の私には全く関係なかった。
とにかくこれで、憧れの「サムライ」のジェフがしていた時計と同じブランドの時計を手に入れたのだ。

気に入った時計を買う行為、欲しい時計に憧れる行為なんて、案外こういう単純明快なものではないだろうか。

Baumemercier1

2015年7月 3日 (金)

新たに加わったPaneraiは~その4

では今回のPaneraiをご紹介する。
買ったのはPAM00161、旧型メタルブレス標準装備のルミノール44mm径GMTである。

Paneraipam001612


ご覧のように、現行品のPAM00088とPAM00297の折衷である。
私としては、これら両方から良いところを取り出したモノのように見える。

文字盤はPAM00088ほどビジーではなく、Paneraiらしさを残している。
時分針はGMT用の太い針で、秒針の文字盤も白抜きになっているので、視認性はとても良い。
またGMTは24時間計で、数字が振られているので昼と夜の区別が分かりやすい。
このGMT針は竜頭を一段引いて回すと回転するので、調整が楽である。
今現在は、RolexのGMTマスターⅡと同じくロンドン時間に設定してある。

さらにメタルブレスが標準仕様で、それが旧型メタルブレスのため、お買い得感がとても高い。
前回の記事にも書いたように、旧型ブレスは別売で買うと、目が飛び出るほど高い。

メタルブレスゆえ汗をかいても平気、よって夏場もガンガン活躍してくれそうだ。

Paneraipam001613Paneraipam001614Paneraipam001615


ちなみに後はガッチリしたDバックル仕様となっていて、左右からつまんで外すタイプ。
Dバックルは革ベルトの場合も重宝する。

Paneraipam001616


このようなPAM00161、2003年に生産開始し2010年に生産終了した。
よって現在ではデッドストック品または中古でしか入手出来ない。
8年間で約5000個が市場に出た模様。

スペックは以下のとおり。

・モデル:ルミノールGMTチタニウム
・生産年:2003-2010
・ムーブメント:CalibreOPⅧ
・パワーリザーブ:42時間
・防水性:300m
・ベゼル:ポリッシュステンレス
・ケース:サテンチタン
・ケース径:44mm
・ラグ長:24mm
・ブレスレット:サテンチタン+ポリッシュステンレス(旧型)


購入は中野の某並行輸入店。
ここではPAM00241もお世話になったが、状態の良い個体にめぐりあう確率が他店より高いと個人的には評価している。
外箱、内箱、ドライバー一式、ケースカバー、品番ラベル、保証書、取扱説明書、余りブレスなど全て完品。

Paneraipam001617_2


保証書はイタリアジェノバの時計店のもの。
2010年9月の発行なので、生産最終年の最終ロットに近いと思われる。
品番はM番。

Paneraipam001618_2


ケースカバーや他の備品も一通り全て揃っている。

Paneraipam001619_2


現在市場に出回っているPAM00161の多くはF番で、ブレスの留め具が突起のついたものでラグのピンもネジ式が多い。
なぜなら、2003年の生産開始年(F番)は1700個生産して最も多く、翌年からは年間400~500個どまりだったからである。

またピンがプッシュ式であっても(2007年のJ番以降はそうである)、ブレスに突起のあるタイプがほとんどである。
しかし今回入手したモノはピンがプッシュ式かつブレスの突起がない、最新式のものであった。
これはM番(最終年)の特徴である。


ケースとブレスは一応再ポリッシュされているようで、購入した時はキズ一つない良好な状態であった。
もちろん文字盤、針、風防にはキズやシミ、汚れは皆無。
日差はタイムグラファーによる平置き計測で+4秒だったが、実際に使っていると-2秒である。


下写真はPaneraiの最も大きな特徴である竜頭ガードと竜頭押さえをリセットしたところ。
私はルミノールケースの直線的なデザインが好き。
シャープで現代的な感じがイイ!

Paneraipam0016110
Paneraipam0016111


ということでPAM00241の時と同じく、非常に状態の良いまるで新古品とさえ言えそうな良好な個体を得ることが出来た。
数ヶ月間、ネットで網を張って待っていた甲斐があったというものだ。

実は、PAM00161への熱望感は比較的早くからあった。
その1~その3で延々と選定の過程を述べたが、こういう選定作業は実際には頭の中ではほんの一瞬で行われてしまう。
だから早くからネットで探していたというわけだ。

とはいえ、今現在もネットに出ているモノはF番あたりの古いモノが多く、最終M番はほとんど出てこない。
しかもこの目で確かめることの出来るショップと言うのは限られてしまうので(私は現物を確かめないで買うことは絶対にしない)、本来ならば1年ぐらいは許容する長期戦を覚悟する必要がある。

この数ヶ月の間、別のショップにも一度M番が出たことがあったのだが、「sold out」表示が頻繁に出ては消えたりしていたので、そのブツに対しては慎重にならざるを得なかった。
当然、そのショップに対しても慎重にならざるを得なかった。
結局別のショップでM番が出てくれて、そのショップで以前PAM00241を買ったことがあるので、ネットに出た翌々日に安心してすっ飛んで行ったというわけなのだ。


とてもラッキーだったとしか言いようがない。
まさに『出会い』『縁』が全て…とでも言えよう。


これからの夏場、メタルブレスのメリットを最大限に生かしてガンガン使っていこうと思っている。
今年の夏は、これとPAM00168(2003年レガッタ仕様のクロノグラフ)があれば事足りそうだ。

Paneraipam0016112
(この項、これにておしまい)

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