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2016年5月24日 (火)

その前に。パネリスティにとって激震が!!!

私が何を買ったかを書く前に…。


今現在、海外のパネリスティ(パネライ愛好者)にとって激震が走っている。
ある者は非常にショックを受け、ある者は平静を装って事態を見つめようとし、ある者は歓迎の意を表している。






何が起こったのかと言うと。

数日前の5月18日~21日に本場イタリアフィレンツェで開催されたPaneraiの新作発表会にて、これまでの路線とは一線を画すPaneraiの新作が大量に発表されたのだ。
その新作とは…。



まず筆頭の激震は、新しいケースの登場だ。
「Luminor Due」と名付けられたその新規なケースは、ルミノールと言う名前ながら形状はラジオミール1940そっくりで、大きさも同じく45mmと42mmの径である。
にもかかわらず、右側面にはルミノールのアイコンである竜頭ガードが付いている。

つまりルミノール系の竜頭ガードとラジオミール1940系のケースが合体した、極めてキメラチックなデザインなのだ(爆)。
下写真を見て欲しい。
従来のデカ厚のイメージがない!!
竜頭ガードも、これまでのような武骨で存在を誇示するものではなくなっている。
そして、デザインが軍用時計の出自を越えてしまって、ソフィスティケートされてしまっている。

Paneraipam006762


ムーブメントも、自動巻の45mm径PAM00674(SS)とPAM00675(RG)はマイクロローター付きのP.4000。
手巻きの42mm径PAM00676(SS)とPAM00677(RG)はP.1000。
ルミノールと銘打っているにも関わらず、P.9000系を採用していないのがちょっとした驚きである。
つまりこれは、後述するスリム化の流れと大いに関係するのだ。

大きさはラジオミール1940の45mmと42mmを素直に踏襲したものの、P.4000とP.1000の採用によって、厚みは従来のルミノール1950に比べ大幅にスリム化され、10.5~10.7mmとなっているらしい。

詳細は不明なものの、防水性能はなんと30m!
SS(ステンレススチール、イタリア語でアッチャイオ)ケースでも30mとのことだ。
ケースがスクリューバックではないのだろうか?

Paneraipam006741_2
Paneraipam006751_2
Paneraipam006761
Paneraipam006771



さて次に、従来のP.9000シリーズであるルミノール1950の一部がディスコンとなるようだ。
海外のフォーラムではPAM00320、PAM00321、PAM00359が挙がっているが、未確認情報のため、いまのところ不明である。

これらディスコン情報は、あくまで海外のフォーラムで露出した情報をそのまま訳出しているだけなので、鵜呑みにせずあくまで参考情報として受け取って欲しい。
正確な情報を知りたければ、銀座ブティックやリシュモンジャパンに直接聞くことをお勧めする。


そして、ルミノール1950の44mm径である以下の3つはレファレンスナンバーが変わって、リメイクされるようだ。
・PAM00312 → PAM01312
・PAM00359 → PAM01359
・PAM00499 → PAM01499
ルミノール1950の42mm径である以下の2つも同様である。
・PAM00392 → PAM01392
・PAM00523 → PAM01523

リメイクのポイントは2つ。
まずムーブメントのP.9000がP.9010となり、2.3mmほど厚みがスリム化される。
それに伴ってケースの形状も少し変るのかもしれない。

2つ目は秒針が青色になること。
こちらはブルーの色が綺麗なので、文字盤やアンティークなセピア色のインデックスに良く映えるかもしれない。

但し、これらの新しいレファレンスナンバーと古いレファレンスナンバーのアイテムが共存して併売されるのか、それとも古いレファレンスナンバーはディスコンとなるのか、これも今のところ確実な情報はなく不明である。

Paneraipam01312
Paneraipam01359

Paneraipam014991
Paneraipam01392
Paneraipam015231



Paneraiが仕掛けた今回の激震は、Paneraiも完全にスリム化路線に舵を切ったということに他ならない。
それはズバリ、ビジネスユースや一般客を幅広く狙ったものであり、最近顕著になって来たデカ厚からの揺り戻し、つまり常識的な厚みへの回帰に乗ろうとするものであろう。

またPaneraiのレジェンドともいえたケース形状を、歴史的にあり得ない形状に変更してしまった。
それに伴い、SSケースですら防水性能は30m!
自社の最も誇るべきこれら特徴をかなぐり捨てている。


世界的な景気後退の流れの中で、Paneraiもパネリスティと呼ばれる熱狂的なエンスージアストだけに頼ったビジネスには大いに限界を感じているのかもしれない。
だからこその新たなる一歩のようだ。
Paneraiが決断した、ある意味での自社キャラクターの否定、そして流行への追従とマスマーケットへの訴求のためのキャラクター改変。
それが吉と出るか凶と出るか、神のみぞ知る…である。

ま、私のようなあくまで2000年代までのアイテムに心魅かれ、昨今の新作にはあまり魅力を感じない”数周遅れのへそ曲がり”には、対岸の火事のような気もするが…。
日本のパネリスティ諸氏は如何なりしや?

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