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2016年6月

2016年6月27日 (月)

PAM00270とのコラボ・その2

Paneraiの最高峰ステンレス版であるPAM00270を入手したことが嬉しくて、約2ヶ月経った今も、もうこれ以上の情熱で欲しい時計が現れない。

そのせいか、これまで毎日頻繁に覗いていたヤフオクも沢山のショップサイトも、見る頻度がガクッと落ちた。
円高の到来によって猛烈な勢いで悪化している市場の事なぞ、どこ吹く風。
本来なら、リーマンショック以来の大きなチャンスが徐々に訪れようとしているのにもかかわらず、ウキウキ心逸ることもない。


さて、お気に入りのPAM00270とのコラボ第2弾。
PAM00270とPAM00241。
両者とも便利なパワーリザーブ表示付き。
たくさん自動巻を持っている人こそ、絶対パワーリザーブ表示付きを選ぶべきだと、私は思う。
Paneraipam00270pam002411_3



そして、現在の我がPanerai軍団勢揃いの図。
5つ全てが、1年限定生産モノかすでに絶版なため、ここまで揃えるのは中々難しいと思う。

下写真、上段は革ストラップ、下段はメタルブレスレット。
ということは、上段はドレスアップ時、下段は普段のカジュアル使いということか…。

Paneraiall3


下写真、上段は40mm径、下段は44mm径。
いや、上段は小径なのでドレスアップ時、下段は大きいのでカジュアルユースということも言える。

Paneraiall4_3

2016年6月24日 (金)

ほれほれ、どーすんだ???(大爆)

イギリスのEU離脱が、国民投票の結果はっきり決まり、猛烈な円高と株式市場下落が襲っている。

6月24日午後現在、為替は
・ドル円  :100~102円
・ユーロ円 :110~112円
・ポン円  :135~138円
・スイス円  :104~105円

で、久しぶりに見る猛烈な円高である。
そしてグローバル主義者達の大慌てのサマが滑稽だ。



さて、これまで円安になると、やれ輸入価格が上がっただの人件費がかさむだの言って、速攻でそして何度もさみだれ式に国内価格を値上げして来た高級機械式時計業界。

例えば業界に最も関係の深い通貨の1つスイス円などは、去年の突発的な円安のあと徐々に値を戻し、ここ数カ月は115円台つまり値上げ前の数値に落ち着いている。
誰も指摘しないが、為替は去年の再三の値上げの前の状態に、実はとっくに戻っているのだ。
今回の超円高がさらなるダメ押しである。


<スイス円>
20160624


<ユーロ円>
20160624_2



ところが、こういう円高を受けても、依然値下げの動きはない。
この業界は一体どうなっているのだ!!!
これでは、消費者からそっぽを向かれて当然ではないか。
生活には全く関係ないし、スマホで用は足りるし(爆)。



それでも、高級機械式時計がどうしても欲しい消費者の皆さん。

もう少し待とうね(大爆)。
そのうち正規店も並行輸入業者も、耐えきれずに値下げするから。
でないと、坐して潰れるのを待つことになる。

あわてて高値掴みすることはない。
賢い消費者になって、今度はこっちが主導権を握ってやろう!!!

PAM00270とPAM00163のコラボ

マイコレクションに、Paneraiのステンレススチール系レンジでの最高峰が2つ誕生した。
44mm径ラジオミールクロノグラフPAM00163と10日巻き自動巻PAM00270である。

余談だが、PAM00163はスペシャルエディション(SE版)なので、生産は1年限定の230個のみ。
今は当然ディスコンなので中古しか手に入らない。
発売当時の正価は税抜き255万円であった。
いくら230個限定とはいえ、いくら希少なヴァルジュー234搭載とはいえ、ステンレススチールケースの時計に255万円もするって、アンタ!?(呆笑)。


ということは、この2つの組み合わせを所有するパネリスティは、全世界でたったの200人程度しかいないということになる。

Paneraipam00270pam001631



こうやって2つ並べて見ると、同じ44mm径と銘打っていてもラジオミールの方がやや小さく感じる。
実際小さいのではないかと思うが、測ったことはない。

あと、ラジオミールの革ストラップを、オリジナルの純正品に戻した。
この方が、やはりなんとなく気分的に落ち着くような気がする。

Paneraipam00270pam001632

2016年6月19日 (日)

素晴らしきドーム型風防

PaneraiPAM00270のドーム型風防は素晴らしい。
この盛り上がったドームを見ているだけで飽きない。

見る方向によって、「12」「6」「9」の数字が微妙に形を変えるのだ。
時には歪み、時には扁平になり、拡大されたり小さ目になったりする。
まるで別の時計がパラレルに存在しているような錯覚さえ感じる。

Paneraipam0027016




ドーム型風防だけでなく、文字盤の配置、インデックスとフォントの大きさ、ケースの大きさ、10日巻きの自動巻、どれをとっても申し分なし。
ホントに良い時計を手に入れたものだと、一人で悦に入っている。

Paneraipam0027017Paneraipam0027018

2016年6月16日 (木)

次もPaneraiその7~これが今回買ったPAM00270の詳細だ!!

PAM00270はディスコンになって数年経つので、現在では中古品でしか入手は不可能だ。
今回こそは新品を入手…と意気込んでいたのだが、またも中古品となったことは少々残念である。
しかし現物を手にしてみると、そういう気分を吹き飛ばしてくれる素晴らしいオーラがこの時計にはある。

そしてこれを手に入れるまでに同じ店に2週間に3回も足を運び、そして一時はタッチの差で先約が出たために入手を断念しかけたのである。
それが今では、私の腕に…。
『縁がある』というのはこういうことを言うのだろう。



では、購入したPaneraiPAM00270をお見せしよう。





例によって、大きな箱。
Paneraiが増えてくると、この箱の置き場所に困るのも事実(爆)。


Paneraipam002703

Paneraipam002704




今回も段ボール箱(一番外側の箱)とプラスティック製のタグがなかったが、あとは完品。

保証書を見ると、国内の正規代理店での販売。
J番なので2007年製だ。
PAM00270は2007年に登場したので、少々年月が経っている。
私の入手したブツは、ショップの提携先工房でオーバーホールとライトポリッシュ済みである。
やはりこれぐらい年月が経っていると、オーバーホールしたものでないと買えない。
今回は、オーバーホール済みがたまたま出たので購入に踏み切ったが、これもその時の『縁』ということになろう。

Paneraipam002705




純正ストラップは、尾錠用のダークブラウンの革とラバーがついていた。
ダークブラウンの革ストラップは数回使用した程度のダメージで、まあまあ新品に近い。
ラバーストラップの方は未使用とのことだが(ホントか?)。

数日してからPaneraiの銀座ブティックに行って、写真にあるブラウンの純正革ストラップとDバックルを購入し、早速この新品につけ換えた。
付属のストラップより少し明るめのブラウンである。

銀座ブティックでは妙麗な女性スタッフに丁寧に応対していただき、気分良く買うことが出来た。
(この話はまた機会があれば。)

Paneraipam002706




PAM00270は、ステンレススチールのレンジではPanerai製品の最高峰である。
だからこそ、サファイアガラスに手間とコストの掛かるドーム型風防を採用した。
44mm径でドーム型風防を採用しているのは、ハイエンドクラスにごくわずか存在するだけだ。

この希少なドーム型風防のおかげで「12」「6」「9」の数字が多彩に変化し、文字盤を見るのが楽しくなる。
見る方向によって、数字が微妙に歪んだり伸びたりするのが予想以上に楽しい♪
これを狙ってPAM00270を選択したのだ。

そしてさらに、サンドウィッチ文字盤もイイねぇ~♪、Paneraiの面目躍如といえよう。

Paneraipam002707
Paneraipam002708
Paneraipam002709




以前はそれほど好きでもなかったルミノール1950ケースだが、今は特に気にならなくなった。
いや、この独特の丸っこい鏡餅のような姿が、今では結構気に入っている(勝手なものだ(苦笑))。
ご覧のように、側面もキズ一つない良好な状態を保ってくれている。

Paneraipam0027010_2
Paneraipam0027011



裏蓋はスケルトン仕様で、自社製ムーブメントのCAL.P2003の動きが見れる。
10日間の自動巻きだと、一度完全に巻いてしまえば1週間に1回の使用頻度でも止まることはなくなる。
すでに購入してから1ヶ月半以上経つが、その間一度も止まっていないので、面倒なデイト合わせをしないで済んでいるのは大いに助かる。

ちなみに日差は、巻き上がり状態によって微妙に変わるが+4~5秒とまずまず。

Paneraipam0027012




こちらは、銀座ブティックで購入ホヤホヤのDバックル。

PAM00270には、なんと!メタルブレスレットは用意されていない。
現在、ルミノール1950用の純正のメタルブレスは、CAL.9000用しかないのだ。

よって、PAM00270は革ストラップのみで使用するようになっている。
そのためこれからの夏場はキツクなる。
ラバーストラップも用意されているのだが、私はラバーの感触が嫌いである。
そのため、もうあと1~2本ほど純正革ストラップを買っておこうかと考えている。

Paneraipam0027013




ということで、PAM00270を1週間に2~3回は身につけている。
大のお気に入りである。

あれだけ選定作業に頭を悩まし続けたのだから、実際に手に入れてしまうと、もはやPaneraiの中に欲しいブツがなくなってしまった。

日常のお気楽ユースに(雑な扱いOKという意味で)もう1~2本あってもいいかなとは思うが、積極的に探そう(買おう)という気になれない。
当分はもうイイかな…という感じである。

Paneraipam0027014
Paneraipam0027015

(この項これにておしまい、ようやく一区切りである)

2016年6月12日 (日)

次もPanerai・その6~結局買ったのはこれ!!

一つ前の記事『次もPanerai・その4~2強のせめぎ合い』(http://vanguard-factory.air-nifty.com/blog/2016/06/panerai-c22a.html)で述べたように、PAM00233とPAM00270のどちらを選ぶかは、以下の4つの条件がキーポイントとなった。

・8日間手巻きか、10日間自動巻か
・「9」の文字があるか、ないか(文字が2つか3つか)
・パワーリザーブ表示の間隔、そして読み取りやすいかどうか
・あくまで新品に拘るか、中古でも構わないとするか


これらの条件を一つずつ吟味しよう。



1)8日間手巻きvs10日間自動巻

普段お気に入りの時計が複数あると、必然的に使わなくなってしまう時計が出てくる。
私の所有する時計には全てデイト表示機能があるので、一旦止まってしまった時計を再度正確に日にち合わせして使うのは面倒この上ない。

その点、8日または10日もゼンマイが巻けるとなると、少なくとも1週間は放置しても問題はなく、使い勝手が格段に上がる。
だから今回の選定では、8日または10日という長いパワーリザーブを特に優先した。
Paneraiはこの点で優秀である。

さて最近、自動巻の良さを今更ながらに感じている。
それはどういうことかというと。

自動巻は、言うまでもなくわが身の活動に合わせてゼンマイが巻かれる機構である。
歩いたり、走ったり、なにげなく腕を振ったり、モノを書いたりした時、このような日常生活上の行動によってゼンマイが巻かれる。
つまり、自分の活動との一体感が醸し出されるといえよう。

これは44mm径ラジオミールクロノグラフPAM00163を装着すると、逆説的に良く分かる。
PAM00163は手巻きである。
手巻きは一旦巻き上げると、そのあと何もしなければ、あとはゼンマイがリリースされる一方向にしか進まない。
だから、どんなに手を振ろうが走ろうがゼンマイは巻かれることなく、数十時間経つとそのうち止まる。

もちろん、毎日の手巻き作業を習慣化することで、生活にメリハリが生まれる。
だからこそ私も手巻きは好きである。
そして毎日の手巻き作業を煩わしいと思ったことはない。

しかし自動巻は、例えば歩いている時に手を元気よく振ったりすると、ゼンマイが途中からでも巻かれる。
そしてローターのわずかな動きが、まるで呼吸しているかのごとく感じられるのだ。


つまり、自分自身の活動と時計が、一体化しているのである。
我が左手の相棒としての、この一体感、最近はこれが改めて新鮮に感じられる。




ということで、10日間ものパワーリザーブがあれば1週間に1回でも使っていれば止まることはない。
そしてわが身との一体感。
以上の事から、1)に関してはPAM00270が感情的に優位に立つ。



2)「9」の文字の有無

これに関しては、文句なく「9」が欲しいところ。
「3」はデイト表示に譲っているのだから、せめて文字盤には残り3個の文字があって欲しいと思う。
「12」と「6」だけ、そして文字自体も少々大き過ぎなため、PAM00233は間延びした感じがどうしても拭えない。
あくまで私個人の感覚に依拠した物言いを許容願いたいが、私にとっては2)もPAM00270が圧倒的に優位である。



3)パワーリザーブ表示

PAM00233の表示の方が読み取りやすく、バーの間隔も端正である。
些細な違いとはいえ、これはPAM00233に軍配が上がろう。



4)新品vs中古

PAM00233は現行流通品なので、新品で容易に手に入る。
しかしPAM00270はディスコンとなって久しく、現在は新品入手は不可能である。
私は新品入手を考えて来たので、これに関してはPAM00233が文句なく優位。




ということで、感覚的・感情的にはPAM00270が気に入った。
一方パワーリザーブ表示はどっちでも構わない些細な違いだとして、新品への拘りという点でPAM00233も引っ掛かる。
結論を急ごう!
最終的に決断したのは、ズバリこれ!























PAM00270 !!

Paneraipam002701Paneraipam002702


最後までPAM00233と競ったが、私の心の中では実は最初からPAM00270ありきだったのかもしれない。
決断とはまあそんなもの。
決断は常に自らの心の中にありき、だ。

現在では1週間に2~3回の頻度で身につけていて、愛用している。
歩く際に腕を元気に振るたびに、ゼンマイが巻かれる感触がわが身との一体感を醸し出し、なんとも心地良い。
おまけに、買ってからもう40日以上経ったが、10日巻きのおかげでまだ一度も手巻きの必要がない。
予想していた以上に便利である。


では次回記事にて詳細をお見せし、今回の一連の購入劇の幕としよう。
新しく純正革ストラップとDバックルも買ったので、その話も含め次回もお楽しみに♪

(その7に続く)

2016年6月10日 (金)

次もPanerai・その5~2つ目のドナドナ発生

今回購入したブツは、かなり高額である。
もちろんSE版44mmラジオミールPAM00163や金無垢40mmラジオミールPAM00103ほどではなかったものの、この2つを買って以降常時金欠でピィーピィー言っている私には、工面が大変な額である。


そのため、またもや『泣いて馬謖(ばしょく)を切る』と相成った。
ちなみに、またもや…の前回はRolexサブマリーナーref.16610Vシリアルである。
詳しくは、2015年11月に書いた記事『「時計欲しい病」克服への道その8~つ、ついに手離してしもうたがな…(泣)』(http://vanguard-factory.air-nifty.com/blog/2015/11/post-0d66.html)参照。

Rolexsubmariner166108



さて、一軍時計が増えたおかげで、ただでさえ最近はCartierのパシャ38mm径やRolexのGMTマスターⅡ(ref.16710)赤青を身につける機会がほどんどない。
それぞれが高額なのに使わないとは、まあなんと勿体ない事であろう!
もはや、これ以上一軍時計の数を増やすわけにはいかないのは明明白白。

と言いつつも、舌の根の乾かないうちにまた1個買い増しするのである(呆笑)。
資金的に非常に切迫しているにもかかわらず、欲しいと思う気持ちは抑えきれない。
こうなると、もはやほとんど病気に違いない(自爆)。

ということで、あまり使わない時計を売って数減らしし、ついでに購入資金に充てるという方法を選択するのは、まあ至極当然といえようか。





ズバリ言うと、売ったのはPAM00161、44mm径ルミノールGMT(旧バージョン、メタルブレス仕様)である。
意外にもほとんど使っていないCartierパシャ38mmやRolexGMTマスターⅡ赤青ではなく、Panerai。
パシャもGMTマスターⅡも健在で、今も時計ケースの中に鎮座している。

Paneraipam001612
Paneraipam001614
Paneraipam0016110_2




今回は、PAM00233かPAM00270のどちらかを買うことは不動である。
その両者とも、
・ルミノール1950ケース
・44mm径
・am/pm表示の24時間GMT機能付き

とすると、同じ44mm径でGMT機能付きはダブる。
同じようなアイテムは2つも3つも要らない。
単にGMT機能だけなら、RolexGMTマスターⅡという永遠不滅の”鉄板”がすでにいる!

なおかつ、PAM00161を買った時は全然感じなかったのだが、その時熟慮して買ったにも関わらず、なぜか最近デザイン的に古さを少々感じるようになった。
サンドウィッチ文字盤でないのも、魅力減。

これらの点を勘案して、PAM00161がドナドナの最有力候補となったというわけ。



このPAM00161は、複数のショップに査定に出して大まかな買い取り金額を確認した。
ブツそのものはキズ一つなく、汚れや錆も全くない状態で、しかも最終生産年のものである(M番)。
また日差はほぼ±0秒という素晴らしいものである。
旧型ブレスレットも、今となっては貴重だ。
これらのメリットを、どのショップも好意的に評価してくれた。


ちなみに、査定してもらったのは3ショップ。
そして某ショップは常連がたむろしていて査定を受ける雰囲気ではなかったことは、以前の記事『常連という存在の功罪』(http://vanguard-factory.air-nifty.com/blog/2016/05/post-8de2.html)に述べたとおり。


私がPAM00161を1年前に入手した時の買値を100%とすると、

・私の事前予想:55~60%(60%戻れば恩の字か)

・1軒目:58.0%
・2軒目:76.5%
・3軒目:81.6%

このように、査定は複数のショップにやってもらうものだと、痛感した。
1軒目で私の事前予想とほぼ同額だったので気を良くし、2軒目で大幅アップしたので、ここで決めてしまおうかと思ったぐらいだ。
でも、この時は上には上がいて、3軒目でさらなるアップを得たのである。
やはり、PAM00161の総合的な状態が非常に良かったおかげだろう。

結局3軒目で査定していただき、事前に予想した(覚悟した)金額を大幅に上回ってくれた。
上回った分で、Panerai純正のDバックルも革ストラップも余裕で買える!
嬉しい誤算であった。




ということでサブマリーナーの時と同じく、またも涙を飲んでここはPAM00161GMTに犠牲になってもらった。
とはいえ、いざ売ってしまって自分の手元からいなくなると、いくばくかの寂寥の感に包まれる。

引き換えに何を買ったか、いよいよ次の記事で明らかにしよう。
お楽しみに♪

(その6に続く)

2016年6月 7日 (火)

次もPanerai・その4~2強のせめぎ合い

5つのアイテムの中で、最終的には2つの候補に絞られた。
それはズバリ!PaneraiのPAM00233PAM00270である。



今回の2強であるPAM00233とPAM00270を、以下のいくつかの視点から比較してみよう。
かなりの長文なので、覚悟して読んでネ(爆)。



①性能・機能

PAM00233
・8日間手巻き(P.2002)
・GMT(am/pm表示)
・パワーリザーブ表示デイト表示(レンズなし)
・100m防水
・裏スケ

PAM00270
・10日間自動巻(P.2003)
・GMT(am/pm表示)
・パワーリザーブ表示
・デイト表示(レンズなし)
・100m防水
・裏スケ


外観から見た性能・機能を、下の画像で比較する。
双方とも、GMT機能はam/pmの24時間表示、パワーリザーブ表示は横にスライドするPanerai独特の機構、デイト表示は拡大レンズなしでスッキリ、そして風防はサファイアクリスタルのドーム型風防。
遠目からはほぼ同じような外観である。

Paneraipam002332
Paneraipam00270a



どちらも裏スケなので、ムーブメントの違いが良く分かる。
PAM00233は、手巻きで8日巻きの自社初開発P.2002を搭載しているのが最大のアピールポイント。
もう一方のPAM00270は、自社初開発のP.2002を改良した10日間自動巻のP.2003。
ローターの有無で手巻きか自動巻きかが分かる。

Paneraipam002334
Paneraipam00270c



②ケース、文字盤、文字

PAM00233
・ルミノール1950ケース
・サンドウィッチ文字盤
・文字は「12」と「6」のみでやや大きめの文字
・パワーリザーブ表示が8日で、目盛が9つあって1日間隔


PAM00270
・ルミノール1950ケース
・サンドウィッチ文字盤
・文字は「12」「6」「9」の3つで普通の大きさ
・パワーリザーブ表示が10日で、目盛が5つあって2.5日間隔




見た目でPAM00233とPAM00270の最大の違い…、それは文字「9」があるかないか、である。
この「9」の有無は、無視出来ない非常に大きな違いといえる。
Paneraiの場合、文字盤に「12」「3」「6」「9」が出来るだけ揃っていることが伝統の証しでもある。
「12」と「6」だけのPAM00233は間延び感がぬぐえず、少々物足りない。

またPAM00233の文字の方が若干大きい。
「12」と「6」しかないため、存在感を出そうとしているように見える。
PAM00270の方は適正な大きさに見えるため、文字盤そのものが引き締まって見える。

よって、文字に関してはPAM00270に分がある。


一方、細かいことではあるが、パワーリザーブ表示が1日間隔か2.5日間隔か、というのも、おざなりには出来ない。
現在に至るまでほとんど全ての雑誌ライターや愛好者が言及して来なかったのだが、2.5日間隔というのは読み取りにくい。
そして8日表示の間隔の方が、適度な幅の間隔に思える。
10日表示の方は、少々間延びしてしまっている。

これに関してはPAM00233に分がある。

Paneraipam002335
Paneraipam00270d



③流通面

PAM00233
・現行なので新品が手に入る
・定価はPAM00270より14万円安い
・中古ならPAM00270より10~15万円安い

          
PAM00270
・ディスコンゆえ新品は入手不可能で中古以外の手段はなし
・中古ならPAM00233より10~15万円高い


現行ゆえに新品が手に入るというのは、非常に大きな魅力だ。
これは、文句なくPAM00233に分がある。
とはいえ、すでにディスコンとなり生産数が限定されてしまったPAM00270も、レアで入手難という意味で負けてはいない。
要は、PAM00270の場合は状態の良い(例えばオーバーホール済み)とかが市場に出るのを待つことになる。
これは出会いと縁であり、その点で新品がどこででも手に入るPAM00233の方が有利。



④その他

PAM00233
・Dバックルなしの通常尾錠
・ストラップはカーフ仕様
・メタルブレスには非対応

PAM00270
・Dバックルなしの通常尾錠
・ストラップはアリゲーター仕様
・メタルブレスには非対応


どちらになっても、私はすぐにDバックルに換えてしまうので、その際新しいストラップを買うであろうから(Paneraiの場合Dバックル用と尾錠用は別仕様)、両者に優劣はない。


********** ********** **********

あー、長かった!ここまで読んでくれてありがとう(爆)。



これらを勘案すると、結局、

・8日間手巻きか、10日間自動巻か
・「9」の文字があるか、ないか(文字が2つか3つか)
・パワーリザーブ表示の間隔、そして読み取りやすいかどうか
・あくまで新品に拘るか、中古でも構わないとするか

の4点において、自分の好みが問われるわけだ。




さあ、私はどちらを選んだのであろう???


その前に。
今回はどちらを選んだにせよPaneraiのSSケースの中での最上位なので、とても高額なアイテムである。
焦らして話を延ばすわけではないが、資金繰りについても一言書いておかねばならない。

ここでもまた悲喜こもごもの話がある。

(その5に続く)

2016年6月 5日 (日)

次もPanerai・その3~対抗馬現る!!

さて、本命と考えていたPAM00233に、突然対抗馬があらわれた。



ズバリ!、それはPAM00270!!

同じくドーム型風防を持ち、PAM00233が8日の手巻きに対して、こちらはなんと10日の自動巻だ。

正価でPAM00233よりも数十万円高い。
つまりPAM00270は、過去製品化された全てのステンレススチールケースの中で最も高価なランクにある。
SSでこれを凌ぐ高価なアイテムは、入手済みのラジオミールクロノグラフPAM00163(44mm径)ぐらいしか思いつかない。
まさしくPaneraiの中でも、ハイエンド中のハイエンドである。

但し2007年に登場し、2013年にはディスコンになった。
そのためPAM00233と異なり、新品での購入は現在では不可能。

Paneraipam00270a
Paneraipam00270b
Paneraipam00270c




念のため、それ以外の候補も見てみよう。

PAM00347。
これも毎回捨てがたく、いつも最後まで候補に挙がる。
私の挙げる必須機能を全て満たし、かつ防水性300m、メタルブレスレット標準装備であることが高得点。
3日間自動巻というのも便利である。
なおかつこれもPAM00233と同じく現行品なので、新品が手に入る。

Paneraipam003471Paneraipam003472



一方、Cartierからは毎度候補の端に上がるタンクMC。
今更説明するまでもない、ビジネスユース、デイリーユースに最適なアイテムだ。
タンクという存在は、どんなに時が流れようともCartierの永遠のアイコンである。

Cartier_tankmc1Cartier_tankmc2


さらに今年5月から発売の新製品ホヤホヤ、ドライブドゥカルティエがある。
某クロノス誌前号で、ライターが一人絶賛していたっけ。
少々扁平なのが気にかかるものの、40mm径で全体的なデザインとしては悪くない。

そのうち記事にするが、実は5月中旬にブティックですでに試着済み。
試着した感じでは悪くなかった。
扁平なのも特に気にならない。

Cartier_drivedecartier1Cartier_drivedecartier2


しかし、この3つのアイテムとも、最終的選定ではあえて落とした。
その理由は2つ。
まずは、これらがドーム風防ではないという決定的な理由。
今回の場合、まあ最初から分かり切った話ではある(当たり前すぎてスマン)。

そして2つ目の理由は、それらが全て新品でいつでも買えるということ。
今すぐに、是が非でも買わないと手に入らないというものではない。
特にCartierの2アイテムは、今後も10年ぐらいはディスコンの心配はなく、当面はいつでもどこででも買える。

PAM00347の方は、PAM00233やPAM00270に比べて性能的にも機能的にもどうしてもインパクトが弱い(比べる相手が強力過ぎる)。
8日巻きや10日巻きを検討しているのに、3日巻きでは話にならない。
GMT表示も12時間表示でしかないのは、ちょっと不便だ。

PAM00347のアドバンテージは、防水性300mとメタルブレスレット標準装備という2点のみ。


以上のことから、これら3つのアイテムは今後も購入検討対象として何度か登場するかもしれないが、ここ当面は買わないだろうと思う。



ということで、次の記事にてPAM00233とPAM00270の2つをじっくり検討することにしよう。
いよいよ本命同士の一騎打ちである。

(その4に続く)

2016年6月 1日 (水)

次もPanerai・その2~筆頭候補はこれ!

今回も選定要因を列記する。
毎度のことながら、選定には時間と手間をかなり掛けるようにしている。
そこまでして労力を掛けないと、得られる満足が費やすおカネに釣り合わないからね(苦笑)。


<必須項目(絶対に外せない)>
・ドーム型風防 ← 今回のメインテーマ
・3針(秒針付き)
・デイト表示
・防水性100m以上
・44mm径

<あればイイなの項目(必須ではない)>
・パワーリザーブ
・GMT表示
・防水性300m以上
・メタルブレスレット装備


上記<必須項目>は一つたりとて外せない。
特に今回はドーム型風防が欲しくてたまらないのだから、ドーム風防有りが最優先される。

Paneraipam002331_2

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ということで、もうお分かりであろう。
Paneraiの製品群の中で、44mm径でドーム風防のものは現行製品でPAM00233とPAM00335の2アイテムしかない。

ブラックセラミックスには魅力を感じないので、PAM00335は速攻で却下。
そしてすでにディスコンだが、PAM00233の金無垢版でPAM00289がドーム風防だった。
しかし竜頭ガード付きの軍用時計というゴツいデザインに、さすがに金無垢はないと思う。

つまり私が購入候補の筆頭にまず考えたのはPAM00233、現行製品である。
そしてどうせ現行製品を買うなら、新品で買おうと思ったのである。
銀座ブティック、デパート、正規専門店、並行輸入店にはPAM00233が揃っており、今ならどこでも手に入る状態だ。

Paneraipam002332_2
Paneraipam002333

Paneraipam002334



ところで話変わるが、なぜか最近、各時計雑誌にPAM00233が非常に頻繁に露出している。
初登場が2006年でもうすでに10年経つのだから、もういい加減ディスコンになってもおかしくないアイテムである。
PAM00233はステンレススチールケースとしてはハイエンドであり、PaneraiとしてSSの最高峰に位置づけられる。
最高峰ゆえのこの過剰な露出、将来の動きに絡む何か別の意図があるのだろうか?



さてさて。
これですんなりPAM00233に決定かと思いきや、さらにいろいろ調べていくと予期せぬ伏兵が現れた。
やはり私の選定作業、一筋縄でいくはずもなく。
次の記事でその辺を含め他の候補の話も書こう。

(その3に続く)

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