ついにBasel World 2020までもが!!
恐れていた事態が現実となったようだ。
「Basel World 2020」が今年4月30日の開催を断念し、2021年1月28日~2月2日に延期するとの正式発表を昨日行った。
さらに、スォッチグループがチューリッヒで、グランドセイコー(SEIKO)が東京で、それぞれ2月に予定していた販促イベントもキャンセルとなっている。
詳細は、HODINKEEの記事(https://www.hodinkee.com/articles/baselworld-postponed-until-january-2021)を参照のこと。
新型コロナウイルス肺炎は、もはや中国や日本やアジアだけの地域的な問題ではなく、全世界にパンデミックを起こしている。
「Basel World 2020」が来年への延期となると、
・Rolexロレックスを始めとする出展メーカーの2020年新製品は、個別メーカーごとの五月雨(さみだれ)発表となるのだろうか?
・それはいつなのか?、特にRolexはいつどういう形で発表するか?
・2020年の展示会を2021年1月末にやるとしたら、2021年はどうなるのか(これ以降は時期をずらすのか)?
イタリアやイランでの予想外の蔓延は、彼らの挨拶方式(ハグしたり、頬に軽くキスをする)や宗教儀式における動作が助長している。
新型コロナウイルス肺炎が接触感染であるからだ。
ということは、この大騒動を契機に今後はこれらの動作やエチケットが根本的に見直される可能性がある。
このような動きから類推すると、ひょっとすると今回の大騒動を契機に、あまり高価な機械式時計など実は生きていく上でほとんど不要なんだとの認識が、これまで以上に広まる恐れもある。
パンデミックのあとに世界レベルでの経済崩壊が起きたりしたら、消費者にとってはまさに時計どころの話ではなくなるからね。
そう考えると、今後はかなり大規模な需要の減退が起きそうである。
高級機械式時計業界にとっては、死活に関わる一大事となっていきそうな雲行きとなっている。
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高騰し過ぎのスイス時計。
オリス・ハミルトン5万以下、SINN10万代、オメガ20万代、ロレ30万代、IWC40万代、PP100万の90年代価格へ戻って欲しい(笑)
投稿: イワ | 2020年2月29日 (土) 20時26分
こんばんはイワさん、どうもコメントありがとうございます。
確かに、SINNが10万円台、オメガが20万円台、ロレックスが30万円台あたりが本質的な値打ちかもしれません。
スイスの業界は、調子に乗ってこれまで値上げを繰り返し過ぎましたね。
その報いが、今後は怒濤のように来るかもしれません。
ロレックスやパテックも、安泰とは言えなくなっていくかも(苦笑)。
投稿: ノスタルG | 2020年3月 1日 (日) 01時43分