久々にパネライPAM00103
ここ数年はロレックスにばかり目が行っているが、たまにはパネライPaneraiのことも書いてみよう。
僕は、パネライにしては小ぶりな40mm径の金無垢ラジオミールPAM00103が好みだ。
以前保有時計を大々的にリストラした時も、パネライ自体を6コから1コまで減らしたのだが、このPAM00103だけはハナから売る気はなかった。
スーツやブレザーに合わせ、大事な交渉事とか打ち合わせの際に着用するようにしている。
3、6、9、12と4つの数字が入り、それぞれにルミノバ夜光が盛られている。
4つの数字が入り、しかもスモールセコンド付き、さらに日付まで入っているのは、パネライの中でも中々見かけない。
この夜光であるが、暗いところではもの凄く良く光り、ロレックスの夜光よりも長持ちし光量も多いように見える。
バーインデックスは、ケースに合わせたピンクゴールドで、このバーの輝きも素晴らしい。
日付は、龍頭を両方向に回転させることが出来るので、行き過ぎたりしてもバック出来るので便利である。
こじんまりまとまったクッション形状のケースは、腕に心地良くフィットする。
ケースの底面は平面でカーブはついていないが、それでも収まりは悪くない。
ケースの色は、僕にしては珍しくピンクゴールド(ローズゴールド)である。
龍頭には「OP」の刻印が入っている。
黒の革ベルトはパネライ純正だが、ラグ幅が23mmー20mmなので、このサイズの良さげな既製品は世の中にほとんどない。
(確かヒルシュでもなかったと思う。)
そのためPAM00103には純正を買うか、ジャン・ルソーあたりで特注するしかない。
今のところDバックルは純正ではなく、カシスのモノで間に合わせている。
ピンクゴールド無垢の純正バックルだと確か20万円以上したと思うが、もし今でもまだ注文可能なら、そのうち揃えてもイイかなと思っている。
裏側はスケルトンになっているので、中のムーブメントを見ることが出来る。
PAM00103に搭載されているのは、ゼニスZenith社のエリート680を改変したOPⅦ。
自動巻き、28800vphで26石、55時間のパワーリザーブを有する。
イタリア海軍御用達だったパネライらしく、金無垢でも防水性は100mを公称している。
とはいえ、実際は50m程度ではないかと思っている。
まあ、金無垢時計に防水性能はそれほどシビアに求める必要はないのだが。
この時計は、2001年に300本、2002年に500本生産された。
僕の個体は2002年のもの(E品番)。
E品番ものは、ムーブメントのローターがゴールド仕様となっている(D品番のモノの一部はシルバー仕様)。
世に出て20年近く経った今、新品を買いたいと思っても例えばChrono24あたりですらまったく見かけない。
これから先、入手するには中古品を買う以外にほぼ選択肢はないので、付属品、保証書やCOSCデータなどが出来るだけ揃った程度の良い個体を探すしかないだろう。
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こんにちは。
(以前PAM00241を中野で購入したとコメントしたものです。)
PAM00103いいですねー!
以前より投稿を拝見していて、PAM00241の次は、いずれPAM00103がほしいなーと思いつつ、なかなか良い個体に巡り合えません。(状態面、金額面のいずれかがNG。。。)
今回の投稿を拝見して、また、ほしい欲が上昇してしまいました^^
投稿: らきあ | 2020年6月15日 (月) 15時56分
こんばんはらきあさん、どうもコメントありがとうございます。
その後、PAM00241の調子はいかがでしょうか?
PAM00103ですが、僕もchrono24を見る時はつい品番を入力して探したりしますけど、現在は世界的に中々良い個体が見つかりませんね。
国内の中古店もほぼ在庫無しの状態になってますし。
去年か一昨年ぐらいまでは、120万円ぐらいで保証書&ボックス付きで見かけたんですけどね。
気長に構えるしかなさそうですね。
お早くゲットなさいますように!
投稿: ノスタルG | 2020年6月15日 (月) 22時16分