ここ数か月、時計の話特にロレックスの話ばっかり書いている気がする。
しかし僕自身は最近ロレックスの正規店には1か月ほど行っていないし、中野などにもあいかわらず疎遠。
書こうと思うネタはいろいろあるのだが、調子に乗って書いてると微妙な話に成りかねない恐れがありますな(苦笑)。
ということで今週は、時計の話は少し筆休めして、たまにはAldenの靴の話でも。
先日、2018年11月に丸の内に新築なった「丸の内二重橋ビル」に遅まきながら行って来た。
このビルの詳細は、このサイト→(https://www.fashion-press.net/news/41997)に詳しいのでご参考まで。
行ってみたかったのは新装なった「東京會舘」で、レストランなどのリニューアルされた雰囲気を見たかったため。
そうしたところ、ビルの1階にJ.M.Weston(ジェイエムウエストン)の東京路面店第2号店と、Aldenの日本総代理店ラコタハウスのショップがオープンしているのを初めて知った。
J.M.Westonは有名なキツキツフィッティングが嫌いなので、ウインドウに飾られていたローファーを外から眺めたのみ。
ラコタハウスには店内に入ってみたが、ここはAldenのAberdeenLastやPlaza Lastの靴をあまりたくさんは輸入していないため、直接AldenNYから取り寄せている僕には特に見るべきものはなかった。
ベルトのみいくつかあったので、手に取って拝見。
この日に履いていたのは、Plaza LastのNST。
このNSTはアメリカのAlden of Carmelから直輸入したもので、日本では未販売のアイテムである。
そして左腕の相棒は、今年の夏も大活躍のロレックスRolexディープシーDブルー。
せっかく来たのだから、店の外でちょっとお茶目なポーズを撮らせていただいた。
去年の年末以来の、久々の靴の話題である。
この2月に、久々にAldenの靴を個人輸入したのでご紹介しよう。
去年Alden of Carmelでカラー8コードバンのAF26を購入した際に、これが格好良くてしっかりした作りだったので、すかさずブラックコードバンのAF36も追加でリクエストした。
コンタクトを取ったのが2018年の6月で、半年掛けてやっと出来上がって届いた。
2月中旬は特に大雪とかの天候アクシデントはなく、順調にほぼ2週間掛けて西海岸のロサンジェルス近くのカーメルを出発してポートランドとアンカレッジ経由で日本に到着。
いつもと同じく、梱包された段ボール箱の中にはグリーンのAlden純正の箱が。
純正箱の中にはビニール袋に包まれた靴本体、純正の布製靴袋、包装紙、簡単な1枚紙の冊子、なぜかユニオンワークスの宣伝チラシが入っている。
出来上がったばかりのAF36。
ブラックコードバン製のNSTブラッチャー(外羽根式紐靴)である。
インナーは、いつもと変わりなくAldenの紋章と「Alden NEW ENGLAND」の金文字のみ。
ラスト(足型)は、つま先は特徴的にスクエアな形になっている、いわゆるPlaza Last。
このラストは、日本の正規代理店ラコタハウスでは販売しておらず、欲しければ個人輸入に頼らざるを得ない。
さらにこのAF36の特徴は、靴底と踵がコマンドソールになっていること。
これによって少しぐらいの濡れた路面なら、気にせず歩けるようになった。
ブラックコードバンの靴の場合、靴底もブラックフェイスなのでコマンドソールのゴツゴツ感と相まって、無骨なイメージを醸し出している。
グッドイヤーウェルトは270度で、踵はやや張り出したタイプだ。
いつもながら、まだ誰も足を入れていない綺麗なインナー。
靴紐もまだ通していない、完全に真っ新な状態である。
サイズは7D。
僕の足に、Plaza Lastの紐靴なら7Dがジャストフィットだ。
品番は4335CYで、2018年の11月に出来上がった一連のロットのモノだということが分かる。
こうやって改めて写真を見ると、あまりにも格好良くてそして綺麗なので、足を入れて履いてしまうのが勿体ないような気もしてくる。
またもや『勿体ない病』が出てきてしまった(苦笑)。
さあて、いつになったら履き下ろそうか?
非常に特徴的なPlaza Lastのつま先をクローズアップしてみる。
このがっちり縫い込んである縫い目で、一目でNSTだと分かる。
ブラックコードバン、素晴らしく綺麗な表面なので見てて飽きない。
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