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2017年4月23日 (日)

Crockett&Jonesから英国靴を買う(その2)~買ったのは…

英国靴の名門Crockett&Jones
3月上旬から4月中旬にかけて、このメーカーから連続して3足の靴を買った。
今回ご紹介するのは、その第一弾。


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ブリティッシュグリーンの箱はいかにも英国らしい。
中を開けると、Crokett&Jonesのロゴがプリントされた包装紙でとても丁寧に梱包された本体とともに、礼状や各種書類そしてカタログが入っていた。

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靴本体は片方づつシューズバッグに入り、その上からさらに包装紙で丁寧に包まれている。
シューズバッグは、入れる口のところに締めるための紐がついていて、その紐の先が真鍮金具になっている。
その金具によって本体がキズを受けないように、その金具だけさらに包装紙でグルグル巻きにされている。
ここまで厳重に包装されていると、とても嬉しい。
メーカーから直接買ったのだ…という喜びが込み上げてくる。

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これがCrockett&Jonesのシューズバッグ。
この中に本体が片方づつ入れられている。

ブリティッシュグリーンは、私の大好きな色の一つである。
確か90年代のF1で、チームロータスがこの色をカンパニーカラーとして使っていた。
(中嶋悟が在籍していた頃は、キャメルイエローがカンパニーカラーだった。)
私は、この色のチームロータスのオフィシャルコートを持っている。

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ジャジャーーン!!
第一弾で購入したのは、PEMBROKEのダークブラウンでスコッチグレインレザーのもの。
外羽根式のダービーシューズで、5アイレットのフルブローグウイングチップ。
純正のシューツリーも一緒に購入。

ちなみにメーカー直で送られたブツは、下写真のように最初は靴ひもは一番下のアイレットだけに通されている。
まさに新品そのものだ。

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アイレット全てに靴ひもを通して、履ける状態にした。
履いてみると、すんなり足に合う。
つま先の遊びも十分、横幅もゆとりがあるが緩くはなく、そして踵もしっかりホールドしている。
私の足にこの靴のラストは問題ないようだ。

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スコッチグレインレザーのフルブローグウイングチップなので、本来は週末カントリーライフを楽しむためのものである。
とはいえ、今の時代、もちろんビジネス用として履いても全く問題なし。

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スコッチグレインレザーのダークブラウン色がシックで重厚な雰囲気を醸し出す。
このスコッチグレインレザー、表面がつぶつぶ状になっているので、キズがつきにくいという利点がある。
好みは分かれるだろうが、私は好きな方である。

あと、英国靴の特有のつま先のエッグトウ。
このラストは適度なエッグトウであり、細過ぎもなくさりとて丸っこ過ぎることもなく。

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足を入れるところからは、中の革敷きにCrockett&Jonesの金文字が見える。
右内側には品番、製造番号、サイズなどがプリントされている。

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PEMBROKEは、靴底がダイナイトラバーソールである。
そのため靴底はかなり分厚く、そして踵も大きくしっかりした作りだ。
こういうところを見ると、Crockett&Jonesがしっかりと良いモノを作っていることが伺える。

このダイナイトソールのおかげで、水たまりも急な雨もヘッチャラなのが嬉しいね。

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今回一緒に買った純正のシューツリー。
7~8年前まではプラスチックの塊りのようなシューツリーだったと記憶しているが、今回のモノはシダーツリーの木製である。
一応汎用なのだが、PEMBROKEにはすんなり入ってくれた。
このシューツリーを単品で日本で買うとなると、かなり高い。

今回は、本体+シューツリー+送料+関税込みで、日本国内で買うより33%安く買えた(つまり三分の二だったということ)。
ネットで注文してから、ジャスト1週間で手元に到着。
通販サマサマ、そしてポンド安サマサマ、である。

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2017年4月18日 (火)

Crockett&Jonesから英国靴を買う(その1)~米国靴より英国靴

さあ、今回はCrockett&Jonesからの海外通販の模様をお伝えしていくことにしよう。

今年に入ってからは時計趣味も一段落していることで、物欲の方向は久しぶりに(10年ぶりぐらいか?)英国靴に向かっている。
つい10日前にも、2社から2足送られてきた(爆)。
2月から再開していた海外通販は、結局4月中旬までにCrockett&Jones社から3足、Sanders社から2足を買うという怒涛のようなペースになっている。
私は決してムカデではないのだが…(苦笑)。

さて、今から27年前の「BRUTUS」誌1989年11月1日号や「Begin」誌1990年3月号には、大々的に英国靴が特集されている。
当時、この2冊の雑誌に啓発されて英国靴好きになったオシャレさんが多かったことと思う。
これらの雑誌は現在でも靴マニアの間では評価が高く、神保町の古本屋などに持って行けば高価で買い取ってくれるらしい。
(下2冊の雑誌、この記事を書くために20年ぶりぐらいに押入れの奥から発掘した(爆))

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この当時、アメリカ大好きな団塊世代とアイビーブームのせいで、日本では英国靴よりAlden、Johnston&Murphy、Allen Edmondsらの方が一般的に認知度が高かった。

英国靴は、27年前だとChurch'sは大塚製靴が日本で販売していたこともあってすでに有名だったが、John Lobb、Edward Green、Foster&Son、Maxwell、Crockett&JonesTricker'sあたりはまだまだ知る人ぞ知る稀少な存在だった。
私も、これら6社は当時愛読していた「MENSCLUB」やその別冊でしか知らなかった。
ましてや、CheaneySandersを知っている人なんてほとんどいなかったのである。

私は、オックスフォードタイプのほっそりとしたエッグトウ(卵のような形状のつま先)が大好きである。
どんなにクラシコイタリアが流行ろうが、尖がったスクエアトウが全盛だろうが、私は我一人エッグトウを行く…というほど好きなのだ。
そしてこのエッグトウこそ、まさしく真正英国靴にしか見られない特徴なのである。
斯様な理由から、私は米国靴党ではなくあくまで英国靴党なのだ。

後年、イギリスに行く機会があった時に、サビル・ロウ近くにあったFoster&Son、Maxwell、Church'sをナマで見れたことは望外の喜びとなった。

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この2冊の中で、Crockett&Jonesは絶賛されている。
高級英国靴の代表的伝統メーカーとして、当時からその名は轟いていたわけだ。
そして、これら2冊の雑誌が出たおかげで一気に認知度が高まり、そのあとシップスやビームスなどの別注化によって、ようやく店頭で見かけるようになったのである。
まあ、数多くあるセレクトショップで実物を履きながら買えたり、気軽に直接通販出来る現在の状況に慣れている人達に、当時の状況を想像するのは無理な話だろうが。

ということで、英国靴が我が物欲に久々に復活して、まず最初に頭に上がったのは、やはり27年も前に絶賛されていたCrockett&Jonesである。

まずは下の箱↓。
注文を出して、ジャスト1週間で手元に届いた。
この半年ぐらいの間にCrockett&Jonesのネット直販システムが親切設計され、使いやすくなったらしいことは後から知った。

詳細はその2で。

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2017年4月13日 (木)

次に買った英国靴

今年は2月から3月の約1ヵ月間に、英国靴を立て続けに4足も買ってしまったことは前に書いた。
1足目はSandersのチョコレート色ローファーAldwychであった。

では、2足目に行ってみよう。
これはSandersCrockett&Jonesとは違って、国内ショップで売値そのままに購入した。


最初に大きな箱。
何を買ったかこれで分かる。
そう!、Tricker'sである。
中を開けると、紺色の純正シューズ袋が2枚に敷物が1枚付属。

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ジャジャーン!!
Tricker'sBOURTONで、コンビ仕様。

これは東京渋谷のユニオンワークスの別注品だ。
ユニオンワークスまで2回足を運び、1回目は実際に履いてみて足に合うかどうかや雰囲気をチェックした。
雰囲気はとても良かったものの、踵回りが少し大きく感じて、1回目は断念。
しかしそのあとも諦めきれず、もしブカブカになってしまったらインソールを入れて対応すれば良いかと思い、購入を決断。

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ちなみに、同じコンビ仕様で靴底がダイナイトラバー仕様のバージョンがTricker'sで売られている。
そのため、本来ならば売値のまま高く買うのではなく、通販によってメーカーからダイレクトに買うべきである。
しかし残念なことに私に合うサイズが売り切れていたため、あてもなく待つわけにもいかず、しかたなく日本のショップで買ったという話。

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この丸っこい形がTricker'sBOURTONの特徴。
カジュアル専用である。
この形状が私に合うかどうかは、いささか心もとない。
でもまあ、今回はあくまでコンビ靴が欲しかったという面が大きいので、1足ぐらいこういうのがあってもイイだろう。

このコンビの色、特にキャンバス地のグリーンの色が意外に深く映るのだが、いかにも英国調の茶色とグリーン系の色の配色は、大いに気に入っている。

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上にも書いたように、Tricker'sのホームページに載っているのは靴底がダイナイトソールのモノ。
ユニオンワークス別注品はダブルソールの革底である。

購入後、日本橋三越本館2階のレッシュにて、つま先にトライアンフスチールを嵌めてもらって補強しておいた。
レッシュだと、ものの1時間もあれば作業をしてくれるので、その日のうちに履けるのが大いに助かる。
ユニオンワークスも、こういう手際の良さは見習った方が良いだろう。


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現在は、近所の散歩やお買い物などといった際のカジュアルオンリーで履いている。
コッパンや厚手の靴下の色をコンビの色とマッチングさせ、英国スコットランドの荒れ地を散歩する感じで。

肝心の履き心地だが。

素晴らしいの一言に尽きる!!
足がゆったりして不愉快にならず、それでいながら擦れてマメが出来たり当たって痛くなったりはなく、ビックリするほど快適だ。
私はこれまでこの太く丸っこくてある意味不細工な外見を敬遠してきたので、Tricker'sBOURTONは初めて履く。

しかし実際履いてみて、この大柄なドタ靴がなぜ我が国でもこんなに人気が高いのか、良く分かった。

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2017年3月14日 (火)

勢いが止まらない(爆)

久々に物欲に火がついて、英国靴の買い物が止まらない(爆)。
2月上旬から3月上旬までの1ヶ月で、立て続けに4足も買ってしまった。
私は決してムカデではないのだが…(苦笑)。

内訳は以下のとおり。

Crockett&Jones…2足
Tricker's…1足
Sanders…1足(すでに記事にした)

Crockett&Jonesの2足とTricker'sの1足については、何を買ったかどこから買ったかなどなど、また追々記事にしよう。

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さて、もうあと10日もすれば、バーゼルフェアが開催される。
Rolexのスポーツシリーズの新作はどのようなものになるのか、興味しんしんだ。
これを出してくれたら買いたいと思うモノがあるので、もしドンピシャリが出たりしたら、今年の夏から後半は正規店廻りをすることになろう。

その辺の話を含めて、最近の私のスタンスを次の記事に少し書こうと思っている。

2017年3月12日 (日)

珍しいフルブローグメダリオンのタッセルローファー

今から30年ほど前、我が国トラッドファッションの総本山であった銀座テイジンメンズショップには、「305」という別館があった。
場所は、現在のシャネル銀座が入っているビルである。

今も4丁目にある本店はアメリカントラッドとアイビーが主体だったが、こちらの「305」は一段上の大人の雰囲気を備えた重厚なインテリアの中に、エーボンハウス(Avon House by シャンタルデュモ)、Grenfell、コンブリオ、John Smedley、Pringleなどといった錚々たるブリティッシュトラッドメーカーの品々を取り揃えていた。
1980年代末期にはHackettも入った。
ここに私は毎週木曜日夜(いわゆるハナモク)に出没し、散財していた。



さて、「305」の中に、日本のトラッド靴の出発点とも言えるリーガルを擁する日本製靴が、イギリスの靴メーカーに作らせた特注品が数点並んでいた。
下写真のフルブローグメダリオンタッセルローファー、これがその数点の中の一つである。
たぶん今でもこのシリーズを保有している人は、非常に少ないであろう。
私が知る限り、このシリーズはテイジンメンズショップでしか売られていなかったのだから。


で、このタッセルローファー、表記はされていないがCrockett & Jones製のようだ。
アンティークチェスナットの独特の茶色がイイ雰囲気を醸し出している。
当時のCrockett & Jonesは、ショップ名の外注品をガンガン作っていて、今とはかなり違った中級靴メーカーとしての経営戦略をとっていた。

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タッセルローファーで、フルブローグのメダリオン付きというのはとても珍しく、この品物を見た瞬間に一発で欲しくなった。

今から30年前の話である。
当時は、今と違ってまだまだデザインやサイズが豊かに揃ってはいなかった。
極東の日本に入ってくる英国靴なんて、バリエーションもサイズも限られていたのだ。
しかもかなり高い。
Church'sのフルブローグオックスフォードが正規店で5万円で買えた当時、このタッセルローファーは4万8000円もした(爆)。


ところが、実際に履き慣れるまでに長い年月を要してしまった。
英国靴の純正サイズなので、日本人の私の華奢なアンヨには大き過ぎたのである。
紐で調整が出来ないローファーなので、歩いているとだんだん靴下がずり下がって脱げてしまう。
靴下を厚目に変えても駄目。

だから一時は正式の場で履くのを諦め、近所のお散歩靴に降格してしまった。
4万8000円もしたのに!!
そしてメンテナンスも碌にせず、乱雑な扱いで履きつぶしてしまった。
当時の状態は酷いもので、靴底には穴が開き、つま先はコバの部分まで減ってしまい大きく反り返ってしまった。


ところがである。
10年ほど前から、不思議なことに段々足に馴染んでくるようになったのだ。
年齢とともに、足に余分な肉がついてきたからか(苦笑)?
それとも、神経を使わずラフに履いていたのがかえって良かったのか?
急遽、渋谷のユニオンワークスで靴底の革を全て貼り替えてもらい、つま先と内側を養生してもらって、なんとか復活させた。
それが7年ほど前。

今では我が足にピッタリで、とても快適な靴に変身した。
履けると分かれば現金なもので、この靴の身分は急激に昇格。
そして現在はスーツに合わせて履いている。

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2017年3月 3日 (金)

英国靴の海外通販・後編

今回の海外通販では、月曜日夕方(イギリスは午前)にネットを通じて注文を出したところ、数時間で返事が来た。
そして在庫があったのでそのままスムーズに注文が通り、翌日発送の運びとなった。
5年前の取引はメーカー側の記録にまだ残っていたので、住所確認などもスムーズであった。
自宅に到着したのは金曜日の夕方である。

ドアツードアでの所要時間は、ジャスト5日。


費用は、
・正価:225ポンド
・割引価格:150ポンド(-75ポンド)
・VAT引き後価格:125ポンド
・送料:50ポンド

合計:175ポンド

日本円に換算すると、
・購入価格:約18200円
・送料:7300円
・関税、消費税など:5300円

合計:30800円(1ポンド=約146円で計算)

となった。
今回は送料の50ポンドが非常に痛い。
とはいえ、もしこれがPediwear(http://www.pediwear.co.uk/)あたりなら送料は無料(だったはず)なので、安くなるかと思いきや…。
Pediwear利用なら以下のようになる。

・Pediwearでの正価:215ポンド
・VAT抜き価格:179.17ポンド
・送料:0
・合計:179.17ポンド

日本円に換算して(1ポンド=146円で計算)
・購入価格:26200円
・関税、消費税など:5300円(同じと仮定)

合計:31500円(1ポンド146円で換算)
Sandersから直輸入の方が、ほんのわずかだが安い。

ありゃりゃ、送料0であっても意外に高くなってしまう。
今回買ったモノが、メーカー直販でのセール品だったからである。
セール品でなければ、そして在庫があればもちろんPediwearで買う方が安くなる。
日本国内では、このローファーは新品で4万8000円から5万4000円程度で売られていたようなので、今回はメーカー直輸入で正解というところだろう。



ということで、さっそく日本橋三越のレッシュに持ち込んで、つま先部分にトゥスチールを取りつけてもらった。

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そして、近所の買い物にこの靴を履いて行き、履き馴らしを現在やっているところ。
今のところ特に足に当たったり痛くなったりすることはなく、順調。
これからスーツに、ジャケット+パンツに、カジュアルに…と多用するつもりである。

(この項、これにておしまい)

2017年3月 1日 (水)

英国靴の海外通販・中編

オックスフォードなどの紐靴はカッコイイ事この上ないのだが、脱ぎ履きが面倒くさいから日本で日常気兼ねなく使うにはローファーかタッセルが良いということは、前編で述べた。

では、Sandershttp://www.sanders-uk.com/)のローファーを選んだ経緯を少し書いてみよう。

当初の候補は、
Crockett&Jones
Cheany
Sanders
であった。

J.M.Westonは、有名な同社独特のサイズ合わせ法がイヤなので候補に入れず。
John LobbとEdward Greenは値段が高い、いや高過ぎる。
そしてあくまで私の個人的感性だが、デザインが少々フレンチ風またはイタリアン的過ぎるように思えるので、高い割にあまり好みではない。

一方、Crockett&JonesCheanySandersの3社は、過去にそれぞれ2~3足購入したことがあり、我が足に合う事は実証済みだ。

しかもカントリーシリーズなどはコマンドソールだったりして、まさに「質実剛健」「イギリスっぽい」デザインのアイテムが多い。

しかしショップ別注のCrockett&Jones製タッセルローファーは、慣れるのに約3年の時間がかかったし、Cheanyのローファーは履き慣れるとややデカイ感が出て来ている。
そしてSandersからは5年前にタッセルローファーのFinchleyを黒と茶の2足購入したところ、現在最も頻繁に利用しているほど愛用するに至っている。
こちらは、サイズ合わせの難しいローファー系にしては珍しく現在ジャストフィットしているので、とても満足している。

下写真は5年前に茶色の色違いとともに購入したタッセルローファーのFinchley。
これを履いてメンズ売り場や靴売り場に行くと、売り場の担当者に「それどこの靴ですか?」と聞かれることがこれまで数度あった。
個人的には、タッセルローファーとしてものすごく完成された素晴らしい作品だと思っている。

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こうして検討しているさなか、たまたま偶然に靴修理屋のユニオンワークス(http://www.union-works.co.jp/)でつい先月ぐらいまでSanders製ローファーのAldwych茶色が販売されていた(現在は売れてしまった模様)。
新品でサイズもOK。
値段も3万2400円と海外通販と変わらない安さだったので、これは試着に行かないわけにはいかない(爆)。

さっそく銀座のユニオンワークスに出かけ、試着。

ところがである。
愛用しているSanders製タッセルローファーのFinchleyと違って、同じメーカーの同じサイズにもかかわらず、お目当てのAldwych茶色はキツキツすぎて足が全く入らない。
少し頑張ってみたが、両足とも全く入らなかった。
なんとも不思議である。

しかしよく見てみると、ローファーは甲の上の一枚革ベルトによって足の甲を締めつけることでホールドし、足が脱げないようになっている。
タッセルローファーの場合は浅く履くスタイルなので、ローファーのようには甲を締めつけるようにはなっていない。
この構造の違いもあって、Sandersでもローファーとタッセルは足型(ラスト)が別モノになっているのだ。

なるほど、いくらピッタリだからと言ってタッセルでのサイズ数を、そのままローファーに適用することは必ずしも出来ないと言う事か!


さらにユニオンワークスの店員さんが言うには、どうやらこのAldwych茶色はもうすでにディスコンらしい。
新しい別ロットに移行したのだと言う。

ははーーん、だからSandersのサイトには「ONLY ○PAIR LEFT」とあったのだな。
そして値段も225ポンドの正価が150ポンドに下がっていたのだな。
この際、少し安くしてでも古いロットを売りさばいてしまおうということに違いない。
そういえば、中敷きのメーカー名表示も、これまで買ったモノとは異なっている。

下写真で、中敷きのメーカーロゴの違いが見れる。
以前は中敷き全体にわたって踵の所から真ん中まで横一杯に書かれていたのに、今のロゴは向きを変えて踵の所だけに少し小さく書かれている。

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という試行錯誤を経て、SandersでAldwychの茶色を、そしてハーフサイズ上を買う事で腹は決まったという次第だ。
後編で、実際にかかった費用や時間などを簡単にまとめ、今回の海外通販顛末を締めよう。

(さらに後編に続く)

2017年2月26日 (日)

英国靴の海外通販・前編

先々週、英国の靴メーカーからダイレクトに靴を取り寄せた。
靴を海外通販したのは、なんと5年ぶり。

運良く在庫があり、そして先方のメーカーも前回の取引を覚えていて早めに手を打ってくれた。
おかげ様で、注文を入れてからたったの5日で英国ノーザンプトンから東京の自宅まで届いた。

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購入したのはAldwychというダークブラウンのローファー。
メーカー名はSandershttp://www.sanders.jp/)。

英国靴の聖地ノーザンプトンにあるメーカーで、1873年創業の老舗だ。
イギリス国防総省(MOD)向け官給靴の大半を製造し、NATO兵士向けの官給靴なども輸出している、隠れた実力メーカーの一つ。

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オックスフォードのウイングチップやストレートチップなどの紐靴は大層カッコイイのだが、歳取ってくると屈んで靴紐を結んだり緩めたりするのがものすごく億劫になる。
特に日本では料亭などに行くと、必ず靴を脱がなければならないため難儀することが多い。

私はもう20年以上前から、履くならビジネスシーンといえども極力ローファーかタッセルローファーということにしている。
とはいえ、日本では今だに素晴らしいローファーやタッセルローファーが少ないように思う。
そしてローファーやタッセルローファーは、ジャストフィットさせるのが非常に難しいアイテムなのだ。
オックスフォードの紐靴なら、紐で調節出来るのでジャストフィットはそれほど難しくはない(まあ、それでもジャストフィットさせるのはいろいろ難しいのだが…)。

今回もこのローファーに行きつくまで、いろいろとあった。
後編ではその辺の話も開陳しようと思う。

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靴の中敷きに印刷されたSandersのロゴは、旧タイプのもの。
実はこのローファー、日本のユニオンワークスで聞いたところ、もうディスコンらしいのだ。
そう言えば、Sandersのウェブサイトでも「残りあと○個」という表示になっている。

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靴底は踵の三分の一以外は総革。
Sandersの靴は、靴底が総革であっても意外に雨でも滑らない。
5年前に買ったタッセルローファーで、私自身がすでに実証済みだ。
さすがは軍人向けの官給靴を専門にしているだけのことはある。

いずれにしても、下写真にあるように履きやすそうなローファーである。


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(このあと中編に続く)

2017年2月21日 (火)

届いたブツ

ここのところ時計の話がなくて申し訳ない。
実は気分的にもうすっかり一段落してしまい、私の『時計欲しい病』は収まりを見せているのだ。
最近はネットで時計ショップを見て廻ることも少なくなったし、中野にも半年以上足が遠のいている。


とはいえ、物欲そのものも収まりをみせているわけではないのが辛いところ(爆)。

時計に代っての現在の購入対象は…。
ということで、数日前にこの遠い極東の地にヨーロッパの島国から荷物が届いた。

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