手植え靴ブラシ収集の旅その6~藤本虎の山羊毛ブラシを受け取る
この夏に、いくつかの店から両手に余るほど購入して来たのだが、それもあともう少しで終わりそうだ。
先日は、浅草雷門にある「藤本虎」に行って、予約してあった手植え山羊毛ブラシを2つ受け取ってきた。
この店からは、その前に馬毛ブラシを2つ購入している。
サービスで、今回もコバ(エッジ)用靴クリーム塗布ブラシをいただいた。
先日、またも浅草稲荷町の「宮川刷毛ブラシ製作所」に行って、手植えの靴ブラシを3個購入してきた。
その前に行った時に買った長めの豚毛のブラシがとても良かったので、ここの本格的かつフラッグシップ的な豚毛靴ブラシを買いたくなったのだ。
買ったのは、
・黒豚毛ブラシ…靴クリーム塗付用(主にブラック専用)
・白豚毛ブラシ…靴クリーム塗付用(茶系用)
・黒馬毛ブラシ…靴クリーム塗付用(主にブラック専用、Aldenコードバン用)
「宮川刷毛ブラシ製作所」の靴ブラシは、なんといっても豚毛のものが良い。
コシが強く、そしてしっかり林立している。
また毛先が江戸屋のブラシより長めで、木の部分が靴に当たる心配もなく使いやすそう。
とりあえず3個買ったところ、店主のおばあさんが「もうそれだけ買ったら、一生モノだよ。それ以上必要ないから。」とキッパリ。
本当のことをズバリ言ってくれて、そして商売っ気が全くない。
こういうところが江戸前の職人気質なんだよね。
いつまでも廃れないで残って欲しいものだ。
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